秋の味覚を美味しくヘルシーに楽しむ

秋は旬のおいしいものがたくさん出回る時期。新米やさんま、栗、さつまいも、きのこ、ぶどう、柿などたくさんありますね。「栗」ひとつにしても、栗ごはん、渋皮煮、モンブラン、きのこなど、食べたいメニューもたくさん!誘惑に負けて、ついつい食べ過ぎちゃうこともあります。まさに食欲の秋ですね。しかし誘惑に負けてばかりいては体重が増加してしまいがちに…。スカートやズボンのホックが止まらない!なんて悲しいことにならないよう、食べ方を工夫しましょう。

1.素材の味を楽しむ

新米は水分が多くてとてもおいしくいただけるもの。よく噛んで食べると唾液と混ぜ合わさり、ごはんの甘味を感じてさらに美味しくなります。旬の食材を使った炊き込みごはんも美味しい秋の味覚。「きのこごはん」や「さつま芋ごはん」など、たまりませんね。このような味付けごはんは、その美味しさからつい食べ過ぎてしまいがち…。「美味しいから」はもちろんですが、味が付いているためによく噛まずに飲み込んでしまうと、嚥下反射になる可能性がありますので要注意。咀嚼が少なくなれば食べ過ぎにも繋がりやすく、体重増加の原因になります。日常的には白ごはん、たまの贅沢として炊き込みごはんとバランスよく食べると体重の増加も気にせず、より旬の味を楽しむことができます。

きのこの減塩炊き込みご飯

きのこの減塩炊き込みごはん

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2.秋に旬の魚を食べて良質な油をとる

さんまに多く含まれている脂はDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)と呼ばれる脂です。LDLコレステロールや中性脂肪の低下作用が期待される栄養であり、日本人が不足しやすい脂でもあるので、積極的に摂ることでコレステロールや中性脂肪の低下が期待できます。コレステロールが気になるという方におすすめです。

3.果物を食べるベストタイミング

ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な果物はおやつ(間食)または食前に摂るのがおすすめです。間食に摂る場合は余計な菓子類を食べるよりも体に良いことは明らかですよね。果糖やぶどう糖を多く含みますから、満足感も得られます。食前で食べるタイミングなら昼食と夕食前に食べるのがベスト。生で食べる果物は消化酵素が含まれていますから、後から食べる食べ物の消化を助けてくれます。食物繊維は腸内環境を整える働きもありますから、旬の果物を味わいながら、なんだか得した気分になりますよね。ちなみに食後に食べるのがいけないわけではありませんので、ご安心くださいね。

いかがでしたでしょうか?秋の味覚を思いっきり楽しむためにも一工夫すると、秋太りせず食が楽しめますね。

参考文献

・e-ヘルスネット(厚生労働省)

・栄養学の基本がまるごとわかる事典(西東社)

・酵素ごはん(メディアファクトリー

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