クリスマス目前でも、サッとできちゃう「クリスマスレシピ」と「テーブルコーディネート術」

今年のクリスマスも目前。「まだ何も準備ができていない」と焦っていませんか? そんな人のために、今回はクリスマス直前でも効率よく作れる「クリスマスレシピ」と「テーブルコーディネート術」を2人の講師の方に伝授していただきました。

クリスマスワークショップレポート

12月8日(日)、今回は料理研究家の戸根みちこさんとテーブルコーディネーターの松尾絢子さんを講師にお招きしてのワークショップ。前半はマルチグリルを使ってお家で楽しめる「クリスマスレシピ」、後半はクリスマスの飾りつけも含めた「テーブルコーディネート・ファースト講座」を開催しました。

イベント前半でクリスマスレシピを教えてくれたのは、料理研究家の戸根みちこさん。戸根さんは、スーパーなどで購入できる身近な食材で「美味しく楽しく」をコンセプトにした料理が得意とのこと。2年ほど前からマルチグリルを使用していて、オーブンや炊飯器の代わりにもなるマルチグリルは、もはや手放せない存在になっているそうです。

今回は短い時間の中で、メインとなるライスコロッケの作り方を実践していただきました。ライスコロッケはライスボールを作ったり、衣を付けて揚げたりという手間がかかるメニュー。家庭で作るにはハードルが高い印象があるかもしれませんが、今回は手軽に作るコツを伝授していただきました。

まずはトマトライスの元になるご飯を炊くのですが、戸根さんはいつもマルチグリルの「ご飯モード」を使っているそうです。マルチグリルの炊飯機能は、戸根さんの大のお気に入りだそう。ガスの直火だから、ご飯が断然美味しく炊けるとのことで、マルチグリルを使うようになってから炊飯器は一切使わなくなってしまったそうです。なお、最新のマルチグリルには玄米モードもあるので気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

こうして炊き上がったトマトライスに油を含ませたパン粉をまぶしたら、あとはマルチグリルに入れて「ノンフライモード」を選ぶだけ。ノンフライでも、揚げたようなカリッとした食感が楽しめるライスコロッケの完成です。

 

また、ローストチキンもマルチグリルにおまかせ。余分な油を落としてくれる波型プレートパンを使って「鶏モモ焼き」モードを選ぶだけで、パリッとヘルシーに焼き上がります。

こうしている間に、どうやらライスコロッケが仕上がったようです。揚げるのが難しいチーズやクリームを入れた場合でも、マルチグリルならラクラク美味しく仕上がります。また、油跳ねが気になった場合でも、奥のパーツまで外して食洗機で洗えるので、汚れや匂いが気にならないのも長所です。

続いての講師は松尾絢子さん。この日の会場のテーブルコーディネートも担当していただいたのですが、こちらも大好評。会場に入るなり、スマホでテーブルの飾り付けを撮影するお客さんが多かったのもうなずけます。

今回は「テーブルコーディネート・ファースト講座」ということで、松尾さんが10年ほどかけて学んだ内容をダイジェストで伝授していただけるというお得な講座となりました。

テーブルコーディネートは「セッティング」と「コーディネート」の組み合わせ。「セッティング」とは、中心に置く大皿を基準とした「決まりごと」のこと。テーブルの手前から大皿までは指2本分、大皿の左右に置くカトラリーはお皿から指3本分離して置きます。他にもルールに則ったアイテムの置き方があるのですが、几帳面な人ほど丁寧な配置になり「セッティング」にはその人の性格が反映されるそうですよ。

 

続いての「コーディネート」は、食事に支障がなければ何をしてもOKの「想像力で楽しむもの」。テーブル自体をキャンバスと考えて構築するのがポイントです。まずはエレガントなピンクをベースに松尾さんがセッティングした「コーディネート」のサンプルをお披露目。

このコーディネートがブラックを基調にすると、どう変わるかをアレンジいただきました。その結果は下の写真の通り。いくつかのアイテムを差し替えただけで、ゴシック系のイメージにガラリと変わりました。

そして最後はお待ちかねの試食タイム。前半で焼き上げたライスコロッケやローストチキンをはじめとしたクリスマスディッシュが、参加者のみなさんの目の前に並びました。

試食タイムには講師のお二人も各テーブルに顔をのぞかせて、参加者のみなさんとのトークも弾みます。

   

今回はクリスマスレシピとテーブルコーディネートの2つの講座、さらに試食まで付いた充実のイベントとなり、参加者のみなさんも満足度が高かったようです。きっと、素敵なクリスマスを楽しむためのヒントを持ち帰ってもらえたことと思います。

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム