パヌレやシュヌレもあるけどフランス伝統菓子はカヌレ!ナイフやフォーク、手を使う食べ方マナーとは?

コロンとして可愛らしい形と「外はカリッと、中はしっとり」の食感で人気の「カヌレ」。

最近では、似たような言葉で「パヌレ」や「シュヌレ」という名前を聞きますが、一体何が違うでしょうか。

このコラムでは、カヌレ・パヌレ・シュヌレそれぞれの違いをお伝えするとともに、カヌレの美味しい食べ方と食べる際のマナーを紹介します。



カヌレ・パヌレ・シュヌレ、違いがわかる?

カヌレ、パヌレ、シュヌレ。似たような名前が羅列していますが、何がどう違うのでしょうか。

まずはこれらの違いから解説していきます。

フランス発祥の「カヌレ」

カヌレは、「溝のついた」という意味を持つ伝統的なフランス発祥の洋菓子です。

以前も日本で流行りましたが、近年のカヌレ再ブームをきっかけにデパ地下や有名店、ベーカリーショップなどで見かけるようになりました。

黒めの焼き色がついてカリッとした食感が特徴ですが、中身はしっとり濃厚な味。

食べやすい一口大のサイズ感でお土産としても人気があります。

カヌレの進化系「パヌレ」

パヌレは2023年のトレンドスイーツとして注目を集めている「進化系カヌレ」のこと。

カヌレの型で作るパイ菓子を「パヌレ」と呼び、その発祥は、東京都墨田区のお店という説があります。

あんこやクリームチーズ、くるみを詰めるなど、さまざまなアレンジで味を楽しめるのはもちろん、パイ生地ならではのサクサク食感が美味しいお菓子としてSNSで話題となっているようです。

シュークリームとの掛け合わせで誕生「シュヌレ」

シュヌレは、「シュークリーム」と「カヌレ」を掛け合わせたお菓子。

考え方はパヌレと同じで、カヌレ型で作られるシュークリームを指します。

お店によって味はさまざまですが、定番のカスタードや生クリームが入っているものからクリームと果物が入ったもの、外側がチョコレートでコーディングされたものなど味も見た目もバリエーションがあるそうです。



カヌレを美味しく食べる方法

カヌレはそのまま常温で食べられますが、冷蔵庫で30分ほど冷やしたあとにトースターで表面をカリッと焼くのもおすすめ。

できたての食感を復活させることができます。

カヌレを食べるときのマナー

フランス菓子であるカヌレは、「ナイフとフォークで食べるの?」と思われがちですが、特定のマナーは存在していないようです。

マナーとまではいきませんが、TPOに合わせて食べる場合、例えばホテルのアフタヌーンティーなどかしこまった場では、ナイフとフォークを使って食べるとスマートに見えます。

カヌレの溝に沿って縦にナイフを入れると、カットしやすくなりますよ。

自宅やカジュアルな場所であれば、そのまま手に持って食べても問題はありません。

カヌレのてっぺんにある丸くへこんだ部分に両手の親指を当てて、そのまま縦に引き裂くと食べやすくなります。



参考:

【クックパッドニュース】

【デリッシュキッチン】

【シェアレピ】

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム