主婦のお悩み解決塾 〜盛り付けで素敵に見せよう〜

毎日の食卓に並ぶ料理。レシピを見て一生懸命つくって、味もおいしくできた!と満足しながらできた料理をお皿に盛って食卓に並べると…、ん?写真と何か違う。。

そのような経験はありませんか?

美味しそうにもまずそうにも見えてしまう料理の盛り付け。

今回は、おうちでできるちょっとした盛り付けのテクニックについてお届けします。

お山と余白

盛り付けたとき、違いがわかりやすいのはご飯。

ふんわりと「山」になるように持ったご飯はおいしそうですが、しゃもじで抑えるようにして平たく持ったご飯はあまりおいしそうに見えません。

これは他の料理でも同じことが言えます。お皿にドバっと平たく盛るよりも、「山」をつくるように中央を高くしてやさしく盛ると立体感が出ておいしそうに見えます。

そしてもう1つ。盛り付けにおける大切なポイントはお皿の「余白」。

大皿料理は並々いっぱい盛ることでボリューム感が出ておいしそうに見えるのですが、個別に取り分

けた料理もお皿の端ギリギリまで盛り付けるとあまり美しく見えません。

あまりにもお皿からあふれてしまうようであれば、盛りつける量を減らす、一回り大きいお皿にする、

お皿の形を変えてみる、などの工夫をすることで、同じ料理でも見え方を変えることができます。

色合いの考え方

次にお皿の選び方について考えてみましょう。白っぽい料理はカラフルなお皿の方が映えますし、茶色い料理を同色の茶色いお皿に盛ってしまうと料理が埋もれておいしそうに見えません。お料理とお皿の色合いにコントラストを持たせる、これによって料理を引き立てることができます。

最後に料理そのものの色合いについて。

以前のコラムで、献立を決めるとき、赤、黄、緑、白、黒の6色を入れることがポイントだと書きました。

料理そのものにこれらの色が全て入っていなくても料理の最後、トップにワンポイントとして

ちょこんと加えるだけでもいいのです。

そんな手軽に色をプラスできる色別食材がこちら。

赤:糸唐辛子、パプリカパウダー

黄色:錦糸卵、白ごま

緑:パセリ、大葉の細切り、小口ねぎ、山椒、その他ハーブ類

白:白髪ネギ、パルメザンチーズ

黒:黒ごま、海苔、こしょう

このような家庭でも常備している食材を料理のトップにのせたり振りかけたりするだけで料理全体の色彩が豊かになります。

とくに、赤、黄、緑の信号カラーはぜひ取り入れてほしい色合いです。

盛り方、お皿選び、色あい、いつもよりちょっと気持ちを向けてみるだけで、普段のおうち料理がワンランクアップします。

料理の見栄えに満足してない方、よろしければこの機会にお試しください。

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