昆布締めという調理法

「昆布締め」という調理法に、馴染みはありますか?

私は去年、富山県に行ってきたのですが、富山県は昆布の消費量日本一に輝いたことが何度もある、昆布を愛する方が多くいる地。県内の昆布売り場は種類が豊富です。

薄く平べったい昆布締め用の昆布も売られていて、

スーパーのお刺身売り場ではすでに昆布締めになっているものも何種類も売られています。

昆布締めとはその名の通り、食材を昆布ではさんで「締める」調理法として知られています。

昆布締めの良いところは、食材の水分を吸い取ってうま味を凝縮してくれるとともに、昆布のうま味を食材に移してくれる点。

水分が抜けることで、食材が長持ちするという効果もあります。



どんな食材に使える?

昆布締めするとおいしくなる食材の代表は、お刺身。

白身魚が代表的ですが、マグロのような赤身魚に使ってもおいしくなります。

さっと湯がいたり塩もみした野菜を昆布に挟んでもおいしくなります。

意外なところでは、お肉。

生のお肉を昆布で巻いて1日置いてから焼くと、刺身を昆布締めした時と同じようにうま味が凝縮し、昆布のうま味も移ってくれるので、普段のお肉よりワンランク上のうま味に変わります。

お肉は、牛、豚、鶏、どれに合わせてもおいしいですよ。



昆布締めの昆布はどうする?

昆布締めにした後の昆布を捨ててしまうのは、もったいないですよね。

細かく切ってしょうゆと砂糖で煮詰めれば佃煮になりますし、お肉料理の時は一緒に焼いてしまうのもあり。

いろいろ料理するのが面倒な時は、お味噌汁の具に入れちゃったりもします。

昆布はミネラル豊富な食材なので、ぜひ捨てずにおいしく召し上がってください。

今月のレシピで、基本の昆布締めのご紹介をしているので気になる方はお試しくださいね。

・鯛の昆布締め   

<レシピの詳細は画像をタップしてください ↓↓↓>

鯛の昆布締め

参照:なし

オフィシャルメンバー:戸根 みちこ

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