飽きないお鍋

冬に食べたい料理といえばお鍋。頻繁に食べるご家庭も多いのではないでしょうか。

ひとつの鍋で栄養満点の料理が食べられて洗い物も少ないとあって、

ご飯を準備する側にとってはとってもありがたい料理です。

ただ、頻繁に作るとどうしても「飽きる」という問題が出てきますよね。

今回は、繰り返し登場しても飽きにくい「アレンジ」のきくお鍋を3種類ご紹介します。




1.大根おろし+ポン酢

具材が肉でも魚でも、全てまるっと包み込んでくれる万能選手が「大根おろし+ポン酢」の組み合わせ。

昆布だしで豚肉や白身魚にさっと火を通して作ります。

他の具材は、わかめや、白菜、ねぎなど。三つ葉や、せりのように香りの強いものも相性抜群です。

昆布だしに酒と塩を加えた汁で具材を煮て、ポン酢につけていただくだけのシンプルなお鍋ですが、

大根おろしの消化促進効果も相まって、なんとも飽きない味なのです。

2.豚肉+白菜

丸ごと白菜が安く手に入ったら、もう安心。

思いっきり派手に使いましょう。

白菜の間にしゃぶしゃぶ用の豚バラ肉を挟み、鍋の高さに合わせて切り分けます。

切り口が上から見えるよう、白菜を立てた状態で鍋にぎゅうぎゅうに詰めていきます。白菜がかぶるくらいの水・酒・しょうゆ・ごま油を加え、フタをしてじっくり煮たらできあがり。

素朴な味つけながらも白菜と豚肉のうま味が引き出され、何度食べても飽きのこない味になります。

こしょうを強めにきかせてもいいし、しょうゆをみそに変えてもOK。味変しやすいお鍋です。



3.ミックスきのこ

きのこは、グルタミン酸やグアニル酸といったうま味成分がたっぷり含まれている食材です。

種類ごとに味わいが変わるので、何種類も合わせるとより美味しい鍋になります。

ベースのお出汁は昆布でも、鶏ガラスープでも、コンソメでもよし。

和洋中華どのジャンルにも変身できるのが、きのこ鍋の有能さです。



お鍋の種類は無限にありますが、頻繁に食べても飽きのこない我が家の鍋たちです。

新年が始まり夕食作りに迷ったら、ぜひ参考にしてくださいね。




参照:知っておきたい栄養学(gakken)

オフィシャルメンバー:戸根 みちこ

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