2025.12.1UP
添加物はどこに表示されている?食品表示の豆知識
毎日の生活の中で私たちが口にする食品。そのパッケージには、実はたくさんの情報が詰まっています。その中で、ちょっと注目してもらいたいのが「食品添加物」の表示。でも「どれが添加物?」「どう読めばいいの?」と戸惑ってしまうこともありますよね。
このコラムでは、スーパーやコンビニの商品にある食品表示の見方を解説。毎日の食卓に安心を添える豆知識をお届けします。
食品表示、どこを見ればいいの?
食品を手に取ったとき、まず目に入るのはデザインやキャッチコピー。でも、パッケージの裏や側面には「原材料名」「内容量」「賞味期限」など、大切な情報がぎっしり書かれています。これらは法律に基づいて表示が義務づけられており、私たち消費者が安心して食品を選ぶためのヒント。とりわけ「原材料名」の欄には、使われている材料や添加物がすべて記載されています。たとえば「小麦粉、砂糖、植物油脂、乳化剤、香料」と並んでいるとしたら、「乳化剤」「香料」が添加物に該当します。添加物は、原則として「原材料名」の最後の方にまとめて表示されていることが多く、ここをチェックするのがポイントです。
添加物は悪いもの?アレルギー表示との違いは?
食品添加物と聞くと、なんとなく「体によくないもの」とイメージしてしまいますが、必ずしもそうとは限りません。中には私たちにもなじみのある成分が添加物として使われることもあります。とはいえ、聞きなれないカタカナや記号のような名称がずらりと並んでいると、何が良いのか悪いのか判断しにくいと感じることも。ただ一つ言えるのは、食品の保存性や見た目、味を保つために使われている添加物も、すべてが悪いものではないということ。大切なのは、「知った上で選ぶ」という視点です。
また、食品表示でもう一つ見逃せない情報が「アレルギー物質の表示」。これは特定の成分に対してアレルギーを持つ人が、誤って食べてしまわないようにするための大切な情報です。原材料名の中に含まれる場合には、たとえば「小麦、卵、乳成分」などが太字で書かれていることが多く、パッと見て分かりやすい場所に表記されています。一方で、添加物は体質的な反応を起こす人が少ないことから、強調するような表示でない場合が多いです。この違いも、表示を見るうえでのポイントになります。
表示を読み解く力は「食を選ぶ力」
情報確認だけでなく「食を選ぶ力」にもつながる食品表示。忙しい日常の中では、つい手軽なものや安さで選んでしまいがちですが、少しだけ立ち止まって裏面を見ることで、自分や家族の健康を気づかうきっかけにもなります。また、添加物の量が気になる場合は、「原材料名の順番」にも注目してみましょう。食品は、使用した量の多い順に記載されているため、添加物が上位にある場合は比較的多く使われている可能性があります。もちろん、それだけで安全性を判断することはできませんが、日常の中でちょっと気をつける目安になるはずです。
食品表示は、消費者にとっての「見えない安心」を可視化してくれる大切な情報です。添加物がすべて悪いわけではありませんが、自分の食生活や体調、家族構成にあわせて、何を選ぶかの判断材料になります。毎日のおうちごはんを考えながらラベルもチェックしてみる、その小さな意識が、「おいしい」と「安心」を支えてくれるはずです。
参考


