ハサミなしで食べるカニの剥き方は?食べてはいけない部分もチェック

焼いても煮ても、そのまま食べてもおいしいカニ。ですが剥く時、ハサミを洗うなどの片付けることを考えると、少し面倒に感じる方もいるのではないでしょうか。

このコラムでは、ハサミを使わずにカニを簡単に剥く方法と、剥いた後で食べてはいけない部分を紹介します。



ハサミなしで剥ける!カニの剥き方

キッチンバサミを用意してカットするイメージが強いカニですが、ハサミなしでも剥くことができます。素手で触れるので気を付けながら行う必要はありますが、結論からお伝えするとハサミなしでもカニは剥けます。

カニの足をハサミなしで外す方法

ハサミなしでカニを剥く手順は次の通りです。

1.しっかりカニを茹でる

2.カニを裏返す

3.関節のところで折り曲げる

4.胴体から足をはずす

意外と簡単に取れるのでびっくりしますよ。ただし、慣れていない場合は無理せずハサミも使ってくださいね。

カニの身をハサミなしで取り外す方法

身を外す方法は次の通りです。身を取り出すときは、カニのハサミ部分だけ硬いので、素手ではなく、包丁などを使うとスムーズです。

①関節部分を折って足を2分割にする

②足を自身の指の腹で押して、身を押し出す

③スプーンやフォークで身をかき出す



カニには食べていけない部分はある?

カニは、身も味噌も美味しく食べられるので「殻以外は食べられる」という認識があると思います。ですが、カニには食べてはいけない部分があるのをご存知でしょうか。食べてはいけない部分、それは「エラ」で、甲羅を外したときにある「ガニ」と呼ばれる部分です。三日月のような形をしているので、必ず取り除きましょう。

この「エラ(ガニ)」を食べてはいけない理由には、そもそもエラは呼吸をする部分であり、海水に含まれた雑菌が溜まりやすいとされているから。とても腐りやすいため、食中毒の危険性が心配されることから、食べない方が良いとされています。

茹でれば雑菌を死滅させられますが、決して美味しいといえる部位ではないので、食べずに捨てることが推奨されています。また、茹でることで完全に菌を死滅できるか保障できないため、身体に害を及ぼすリスクを防ぐためにも、エラ(ガニ)は食べないよう気をつけてください。冬の季節に美味しさが増す「カニ」。スマートに剥いて、じっくり味わってくださいね。

参考

【中村商店】

【最北の海鮮市場】

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