2019.12.3UP
週一大掃除ですっきり年末年始
12月に入ると気になるのが「大掃除」。
年末まで放っておいて、最後の最後にまとめてやろうと思うとかなりドタバタに。
ただでさえ忙しい年末、できるだけそれは避けたいですね。
そうならないためにも、週1回ペースで場所を分けて大掃除するのがおすすめです。
今回は、できるだけラクに大掃除を終わらせるコツをご紹介します。
【第1〜2週】
12月上旬は、大掃除に向けた準備に当てると後がラク。
各自の部屋を見直し、断捨離などの作業をしておくと、年末のゴミ収集がこない期間にゴミ袋がたまっているという状況を避けられます。また、寒くなればなるほど面倒な窓掃除は、この時期にやってしまうのが吉。
【第3〜4週】
大物のお風呂、キッチン掃除を週1でこなし、すっきりした年末を目指しましょう。大掃除の2大強敵「お風呂」と「キッチン」のお掃除方法を紹介します。
《お風呂》
まずはお風呂。
お風呂の汚れは「水あか(アルカリ性)」「石けんかす(酸性)」「カビ菌(生き物)」の3つに分けられます。
- 水あか
アルカリ性の「水あか汚れ」に効果的とされるのがクエン酸。水200mlに小さじ1のクエン酸を溶かしたものを水あか部分にスプレーをしてこすれば、ステンレスなどはピカピカになります。汚れがひどい場合はクエン酸水をスプレーした後にラップをして、しばらく放置した後に拭くと綺麗になります。
- 石鹸かす
酸性の石鹸かす汚れを落とすのにおすすめしたいのがプリン状石鹸。これは粉せっけんと50℃程度のぬるま湯を1:10の割合で混ぜて、よく溶かして冷ましたものです。冷ましたせっけん液はプリンのようにプルンプルンになります。このプリン状石鹸を石鹸かすや垢汚れが気になる部分に塗り付けてくだけ。1時間ほど経ってからスポンジでこすると驚くほど汚れが取れます。
③カビ菌
カビ菌を死滅させるのに必要なのは、塩素系の洗剤。塩素系の漂白剤や洗浄剤は酸性タイプのものを混ざると危険な塩素ガスを発生させるので、①、②の掃除をしっかり済ませた上で使用してください。軽いカビ汚れなら塩素系の洗剤を吹きかけて、しばらくしてから流せば落ちますが、それでも落ちないカビ汚れにはラップが効果的。塩素系洗剤をかけた後にラップをして5~10分。しっかり水で流して水気をふき取ってください。最後にカビ掃除をすることで、カビの発生を抑えることができます。
《キッチン》
キッチンの汚れは、水あか(アルカリ性)、油(酸性)の2種類があります。
- 水あか
水あか汚れはお風呂と同様、クエン酸水を使うのがおすすめです。
- 油汚れ
しつこい油汚れは、セスキ水へ漬け込み洗いをしてみましょう。やり方は簡単。シンクにゴミ袋を二重にして60℃くらいのお湯をため、そこにセスキ炭酸ソーダを加えます。分量は、湯10リットルに対してセスキ60g程度が目安。このセスキ水の中に油汚れが気になるものを片っ端から入れて、1時間ほどして取り出すと面白いくらいに汚れが落ちています。
落ち切らなかった汚れも、スポンジや歯ブラシを使うとキレイになりますよ。日常的な軽い油汚れなら、水500mlに小さじ1のセスキ炭酸ソーダを混ぜたセスキ水をスプレーでふき取ればOKです。
つい面倒と思ってしまう大掃除ですが、時期を決めること、汚れの種類を見極めることで随分とラクに作業を進めることができます。
今年の汚れは今年のうちに。
キレイになったおうちで、気持ちのいい年末年始を過ごしてくださいね。
参照:なし