さつまいもを切ったら中身が黒い!NGさつまいもの見分け方と保存方法

ごはんやお惣菜、スイーツまで、さまざまな料理に使える秋の味覚「さつまいも」。スーパーで購入する機会が多い今の時期に気になるのが賞味期限です。このコラムでは、1回で使い切れなかった場合の保存方法とともに、どんな状態だと食べない方がいいのか、さつまいもの見分け方をご紹介します。



さつまいもの賞味期限と保存方法

さつまいもの賞味期限は、まるごと1本を保存するのか、切ったものを保存するのか、調理済みを保存するかどうか、さつまいもの状態によって変わります。

1.カットする前の賞味期限と保存方法

土がついて汚れていないさつまいもの賞味期限は、目安として常温で約1週間といわれています。スーパーで購入する多くのさつまいもは、きれいに土が洗い落とされていますが、土がついたままのさつまいもは賞味期限が異なります。保存状態にもよりますが、常温で1~3ヶ月くらい持つが目安です。土付きのさつまいもを見ると洗ってしまいたくなりますが、洗うと水に付着した部分から傷みはじめる可能性があるので要注意。土のついたさつまいもは、洗って乾かしてから土をはらって保存しましょう。

さつまいもは寒さと水に弱い食材ですので、冷蔵庫で保存はしません。さつまいもを購入したら新聞紙でくるみ、まとめて袋か段ボールに入れて常温保存しましょう。保存状態が良ければ半年くらいもつこともあります。

2.カットした後の賞味期限と保存方法

カットしたさつまいもは、冷蔵保存が基本。冷蔵保存の場合、賞味期限は2~3日です。すぐに食べない場合は、冷凍保存が◎。1ヶ月ほど保存できます。

3.調理済みの賞味期限と保存方法

調味済みのさつまいもの賞味期限は、調理法によって異なります。蒸した・茹でたさつまいもやさつまいもの天ぷらといった調理済みのものは、冷蔵庫で約2~3日が保存期間の目安。また、さつまいもの甘煮は5日ほどもちます。なお、蒸した・茹でたさつまいもや甘煮は冷凍で保存も可能で、冷凍保存の場合は2週間から1カ月ぐらい日持ちします。



困ったときは「さつまいもペースト」で保存!

土がついた状態のさつまいもは、下処理が少々面倒ですが、さつまいもをつぶして牛乳や砂糖などを加えたさつまいもペーストを保存しておけば、すぐ料理に応用できます。このさつまいもペーストも冷凍保存OK。約1カ月保存できます。

さらにこのさつまいもペースト、使い道に優れており、スイートポテトはもちろん、ポタージュやポテトサラダ、春巻きなど、いろいろな調理にチャレンジできます。ペースト状のさつまいもなら使い切れなかったときも安心。アレンジの幅が広いのでさまざまな料理に使えます。



この状態はダメ!NGさつまいもの見分け方

さつまいもを購入するとき、購入して保存したとき。どのような状態のさつまいもだと食べるのを避けた方がいいのでしょうか。見た目やにおいの判断基準を説明していきます。

まず、白いふわふわとしたものがさつまいもについている場合。これはカビが生えた状態なので、避けた方がいいと考えられます。ぶよぶよしているさつまいもであれば、中まで腐っている可能性がありますので、処分しましょう。

皮がシワシワ状態、もしくは黒や茶に変色している場合も腐敗の可能性が。勿体ないところですが、口にせず食べず処分することをおすすめします。ちなみに腐ったさつまいもは、独特の刺激臭がします。ニオイが気になる場合は、食べるのは避けておきましょう。においをかいでみるのもひとつです。



年齢問わずファンが多いさつまいも。毎日グリル部のレシピでも、さまざまな料理が公開されていますので、こちらもぜひチェックしてくださいね。



参考

株式会社美腸おいもカンパニー:https://oimobicho.jp/basic/shelf-life-of-sweet-potatoes/

カゴメ:https://www.kagome.co.jp/vegeday/store/202208/12436/

マカロニ:https://macaro-ni.jp/46756

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