どんと焼き

1月の中旬に、その年の門松やしめ縄、破魔矢などを燃やし、火除け、厄除けを願います。


各地で呼び名が違い「どんと焼き」「どんど焼き」「左義長」などと呼ばれます。

“どんと焼き”という名前に私が親しみを持つのは、“どんと焼き”とは東北の呼び方だから。私の母が山形出身だからなのだなと調べて納得しました。

ちなみに夫は“左義長”と呼びます。夫は石川県出身。“左義長”とは北陸地方の呼び方です。

各地でいろいろな呼び名がある「どんと焼き」ですが、起源は古く平安時代。かつては宮中行事として行われていました。

今と同じくお正月15日に新年のお飾り、お札などを焼いていたそうです。焼くときに火を“尊い 尊い”と言いながら焼いていたことから「とうとい=どんと」となったという話を母から聞きました。(諸説あります)

今年は どんと焼き、1000年以上も前からこの冬の行事がつながって来たことを

想いながら、冬の空と火柱を眺めようと思います。

参考:なし

オフィシャルメンバー:大井純子

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