2021.2.9UP
お野菜で春探し
寒さの厳しい2月。
寒さに肩を縮ませながらも、草木を見ると春の訪れを感じます。
スーパーや八百屋さんに並ぶお野菜からも春の訪れは感じられますよね。
春のお野菜は瑞々しかったりほろ苦いのが特徴。
ほろ苦さは、植物自身が春になると出てくる虫から身を守るための成分がもたらすもの。
そして、そういった苦みのある野菜にはデトックス効果があるのです。
冬は代謝が落ちて体に不要なものをため込みがちなので、暖かく温かくなった頃に少しずつ不要物を出してデトックスしていきたいですよね。
今回は代表的な春野菜と、その食べ方をご紹介します。
【うど】
白くてごぼうのように細長い「うど」。
やわらかい穂先は天ぷらがおすすめ。
茎は酢味噌和えにしたり、サラダにして食べるとおいしいです。
皮も捨てずに炒めて食べられますよ。
<おすすめレシピ>
【菜の花】
つぼみがついた見た目がかわいらしい菜の花。黄色い花が咲き始めると固くなってしまうので、花が咲く前のものを選んでください。
調理するときは、くきと葉で火の通りが違うのでタイミングを分けて火を入れるのがポイントです。
<おすすめレシピ>
【ふきのとう】
苦みが強くてあまり得意ではないという方もいる春野菜ですが、油と合わせることによって苦みが和らぎます。
調理したことがないという方はまずは天ぷらから試してみるのがおすすめです。
その際、葉が閉じた状態ではなくてしっかり開いてから粉をつけること。
こうすることでベチャッとならず、見た目も花が咲いているようにかわいらしくなります。
【たけのこ】
下処理の面倒なたけのこですが、旬の時期に食べる味は格別。
収穫したときからどんどんえぐみが出てきてしまうので、買ってきたらできるだけ早く下処理するのが大事。
穂先が緑になっていないものを選びましょう。
先端を切り落としたたけのこを鍋に入れ、米ぬかと唐辛子をいれたらかぶるくらいの水を入れて1時間~2時間茹でて、ゆで汁に入れたまま冷まします。
保存するときもこのゆで汁に入れておき、使うときに洗って使うと食べやすいたけのこになりますよ。
いずれも、生の状態のものが出回るのは春の短い期間のみ。旬のおいしさをぜひ試してください。
参照:独立行政法人農畜産業振興機構HP