ごはんのおとも

“ごはんのおとも”は世の中にたくさんあります。梅干しだけでも何種類もありますし、地方の特産品は数え切れないですよね。おうちでごはんのおともが必要なときは、比較的おかずがしっかり揃う夕飯時より、朝食や主婦がひとりで昼食をとるときの方が多いのではないでしょうか。なにより簡単に食事を済ませたい時に欲しくなりますよね。そんなときのごはんのおともは、たんぱく質が含まれているかどうかが肝になります。 

 

簡単に済ませる食事は炭水化物優位になりがち。お腹を満たすことが第一なので仕方がないのですが、食事の中でたんぱく質を摂ることはとても大切なことです。たんぱく質は性別や生活環境によっても異なりますが、かなり積極的に摂る必要なある栄養素なのです。

動物性たんぱく質のごはんのおともはたくさんあります。沖縄の油みそや鹿児島の豚みそに代表される豚肉の肉みそ、ブランド牛の地域にある牛肉の肉みそやしぐれ煮はどれもハズレがないですね。魚系だと2022年はサーモンの塩辛が人気だったようです。サーモンの塩辛はイクラも入っていてご飯のおともというだけでなく、おつまみにもなるので食べ残してしまう心配が少ないです。サバ缶の流行から栄養価の高さも注目され、サバのほぐし身のような商品も人気があったようです。

TKG=たまごかけごはんに代表される生卵も立派なごはんのおともですね。地方の道の駅で買ってきた生みたての産直卵で、卵かけごはんを食べるのが私は大好きです。醤油だけでなく、美味しいお塩で食べるのもオススメです。たまごかけごはんの途中で肉みそを入れて味変すると、飽きないだけでなくたんぱくも増やせて良いですね。

植物性たんぱく質のごはんのおともの代表は納豆!納豆と組み合わせると良いとされる食材は、ネギ・キムチ・チーズ・アボカド。逆に生卵を合わせると、卵白のもつアビシンが、納豆の美肌成分ビオチンと結合してしまいビオチンの吸収率が下がってしまう弊害があります。されど食べ合わせの悪影響はビオチンだけなので、気にしなくてもOKかとも思います。

そして今回レシピで紹介した、鉄火味噌。鉄火味噌とは赤味噌に根菜や炒り大豆、ごぼうの油炒めに、砂糖、みりんを加えたもの。栄養があり、身体を温める食べ物だとされ、マクロビオティックの食事療法に取り入れられたり、かつては軍隊でも重宝されたものです。滋味あふれる味わいが魅力なのですが、今回は生姜とにんにくも足してよりごはんがすすむように、より身体がホカホカになるようにしました。節分豆が残ったら是非作ってみてください。ごはんのおともとして、植物性たんぱく質に食物繊維もしっかり摂れるのでオススメのレシピです。食事を用意しながら「あ、栄養足りてないな」思ったら補助的につまんでみるのも上手な食べ方だと思いますよ!

どうせなら身体が喜ぶごはんのおともを選びましょう!



参考:なし

オフィシャルメンバー:滝野 香織

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