さつま芋の品種と選び方

さつま芋がおいしい季節がやってきましたね。

さつま芋には「ほくほく系「しっとり系」「ねっとり系」の3つに分類されるのをご存知ですか?

現在日本で栽培されているさつま芋は、なんと60種類以上もあるそうです。今回はスーパーでよく見かける品種と、甘くておいしいさつま芋の選び方についてご紹介します。



1.さつま芋の種類

まずはさつま芋の種類についてお伝えしたいと思います。

・ほくほく系

水分が少なく、粉質の舌触りが特徴の昔ながらのさつま芋です。天ぷらや焼き芋、バターや生クリームを加えるスイートポテトや栗きんとんに向いています。

例:紅あずま、紅さつま、鳴門金時

・しっとり系

ほくほく系とねっとり系の中間に位置する味わいで、ほどよい甘味と滑らかなのど越しが特徴のさつま芋。しっとり感のある焼き芋を味わいたい時に最適です。

例:シルクスイート、紅天使、紅はるか

・ねっとり系

クリーミーな口当たりと濃厚な甘味が特徴です。焼き芋にするとスイーツのような味わいになるのが特徴です。そのままスプーンで掬って食べるのもおすすめです。

例:安納芋



2.さつま芋の選び方

さつま芋を選ぶポイントは、芋全体がふっくらとしていること。皮に艶があり、ずっしりと重みを感じるものを見つけてみてください。

皮に蜜がにじみ出ていたら甘い証拠です。逆に太い髭が出ている、表面に黒い斑点があるものは味が落ちている可能性がありますので避けた方が無難です。

一言で「さつま芋」といいつつも、甘味や舌触りなど味わいは千差万別です。さつま芋が旬の季節にいろいろ食べ比べて、自分好みのさつま芋を見つけてみてくださいね。

参考:サツマイモ/さつまいも/甘藷 | 旬の食材百科辞典 (foodslink.jp)

オフィシャルメンバー:小松 友子

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