野菜をおいしく食べるための選び方と保存法

日々の食卓に欠かせない野菜。
せっかく食べるなら、おいしく食べたいものです。
おいしく食べるためのポイントは調理法だけではありません。
選び方、保存法によっても大きく変わります。
皆様は、野菜の正しい選び方や保存法、どのくらいご存知ですか?

【レタス】
レタスは重いものと軽いもの、どちらがいいでしょうか?
正解は「軽い」もの。
レタスは成長するにつれて葉と葉の間隔が詰まってくるので、重いものは育ちすぎの可能性があります。
できるだけ大きいもの、重いものと思って選ぶと、固くておいしくないレタスかもしれないのでお気をつけて。
保存時は、芯をくり抜いて濡らしたキッチンペーパーを詰めておくのがおすすめ。レタスやキャベツの芯には成長点というものがあり、冷蔵庫に入れていても少しずつ成長していきます。
この成長点の部分を取り除いておくことで鮮度も保つことができます。カットしてしまうとこの保存法は役に立たないので、食べるときは外側の葉からちぎっていってくださいね。

【ピーマン】
ピーマンは縦と横、どちらに切るとおいしく食べられるでしょうか?
正解は「好みの食感」によって変わります。
シャキシャキした食感を楽しみたい場合は繊維に沿った縦切り。早く柔らかくしたい、苦みを出したい場合は横方向に切るのがおすすめです。

【大葉】
お刺身と一緒に大葉を買ったけれど、野菜室に入れてたら悪くしてしまった、という経験はありませんか?
傷みやすい大葉を長持ちさせる保存方法はあるのでしょうか。
大葉はパックに入って茎部分をゴムで結んで売られていることが多い野菜。このまま冷蔵庫の野菜室に保存すると、2、3日で葉の色が悪くなってしまいます。
そこでおすすめするのが、花瓶に生けるように水に挿してあげる保存法。瓶に少量(大葉の茎が浸るくらい)の水を入れ、そこに大葉を立てて入れます。毎日水を変えてあげれば、なんと1週間ほどしても新鮮なまま保存ができますよ。

【もやし】
もやしを長持ちさせる保存方法はどうでしょうか?
一年を通して安定した安値のもやしは、家計の味方。とりあえず……と買って冷蔵庫に入れて数日経つと、見るも無残な姿で発見したことのある方も少なくはないのでしょうか。
もやしはとても水分量の多い野菜。野菜だから、と野菜室に入れがちですね。でも、野菜室は冷蔵室に比べて温度が高めなの
で、もやしの保管にはあまり向いていません。もやしを入れるなら冷蔵室がおすすめ。
袋のまま入れるのではなく、袋から出して水に入れて保存することで、さらに新鮮な状態を保つことができます。
やり方は簡単。大きめのタッパーに水を入れ、そこにもやしを入れます。毎日水を変えてあげれば、5日間ほどはシャキシャキのままです。

野菜嫌いにならないためにも、フードロスを防ぐためにも、正しい選び方、保存方法を知っておいしく野菜を食べてくださいね。

(オフィシャルメンバー:戸根みちこ)

参照:なし

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