2022.8.29UP
不眠や食欲不振が気になる方へ。「夏季うつ」の予防・対策を紹介
花火や祭りなど、楽しいイベントが多い夏の季節。
それと同時に暑さによる不眠や食欲不振による体調不良と合わせて気分も落ち込む「夏季うつ」も発症しやすい時期といわれています。
このコラムでは、夏季うつの予防や対策を紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
夏季うつになりやすい人
心身の疲労やストレスの蓄積が夏季うつを引き起こすきっかけになるとされていますが、夏季うつの症状を起こしやすい人の特徴をまとめてみました。
・日光を浴びている時間が長い
・暑い外気温と冷房が効いた室内の温度差がある場所を行き来する
・食欲不振による栄養の偏りがある
・寝る直前までパソコンやスマートフォンを見ている
・寝苦しくて夜中に何度も起きる
寝つきが悪くて睡眠の質が落ちることも夏季うつを引き起こす要因のひとつですので、思い当たる方は注意してください。
夏季うつにおすすめの予防と対策4つ
夏を元気に楽しむために日頃からできる夏季うつの予防・対策を4つご紹介します。
1.適度に身体を動かす
適度な運動は、心と身体のストレス解消につながります。朝や夕方の涼しい時間帯に散歩をしたり、自宅でヨガやストレッチを取り入れたりして夏季うつを予防しましょう。
2.こまめな水分補給を心掛ける
外出時だけでなく、自宅にいる時間もしっかり水分補給することが大切。脱水症状や熱中症の予防にもなります。
3.睡眠環境を整える
寝室は冷房や扇風機を使用して眠りやすい環境に整えると◎。自律神経を整えてくれる睡眠は、健康維持にも欠かせません。寝る前30分はスマートフォンやPC作業を終えていることをおすすめします。
4.日中の外出を避ける
気温が高い日中の長時間外出は、日焼けによる疲労に繋がります。暑い時間帯に外出する場合は、帽子や日傘を摂り入れる、日陰を歩くなどの工夫で日焼け対策をしてください。
少しでも体調に違和感を感じたら、早めに病院を受診することも選択肢のひとつ。
専門機関で適切な診断や処置をしてもらうことで早期回復に繋がります。夏季うつかも?と感じたら、無理をせず周りに相談してみましょう。
参考:アクト労務:https://www.act-66.com/column/column0010.html