風邪の予防に「お粥」がオススメ!胃腸に負担をかけないお粥を食べるメリットって?

風邪を引いたときをはじめ、体調が悪かったり免疫が下がっていたりするとき、身体にやさしい食事として親しまれているお粥。

風邪の予防に「お粥」がおすすめとされる理由から胃に負担をかけず食べられるお粥のメリットまで、お粥の豆知識について東京・広尾のお粥バル「ファビュダイン」より教えていただきました。



胃に負担がかかる食事とは?

肉類や脂っこい食材、冷たい食べ物や飲み物、味が濃く刺激が強い調味料を多く使っている料理、これらは胃に負担がかかりやすい食事といわれています。胃もたれやゲップ、生あくびといった症状が頻繁に出る方は、胃腸の働きが弱まっている可能性あり、免疫力の低下につながります。不規則で偏った食事が続いている場合は、まさに食事の内容を見直したいタイミング。胃にやさしく、免疫力を高めてくれる食事のひとつが「お粥」なのです。



身体にやさしいお粥で体調管理!

消化にいいお粥は、胃にやさしい健康料理。風邪を引いた時に食べる定番料理でもあり、体調が悪いときにもおすすめです。さらに温かい食べ物ですので、胃腸を温めてくれる効果も期待できます。

そもそも腸は身体の免疫細胞のおよそ60〜70%が集中しているとされ、免疫機能と深く関わりがある部分。この腸に負担がかかると腸内環境が悪くなり、免疫機能が弱まってしまうといわれています。

そこで取り入れたいのが、温かい状態で食べることが多いお粥。胃に負担をかけることなく腸を温めて、腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。通常の白米より水分がたくさん含まれているので効率よく栄養を補給できるのもメリットといえるでしょう。



目的別でチェック!お粥を食べるタイミング

お粥は3食どのタイミングで食べてもよしとされていますが、食べるタイミングによって身体へ影響が異なります。

【朝ごはん】

身体がまだ寝ている状態である朝は、お粥を食べることでやさしく腸を目覚めさせてくれます。また、お粥にたっぷり含まれている水分を摂ることで夜間に失った水分を補給でき、胃腸を動かしてくれます。消化が早く、午前のエネルギーにもなります。

【昼ごはん】

ランチタイムで食べるお粥は、具材をたくさん入れることで栄養バランスがとれた食事になります。血糖値が急上昇することがないので、昼食後の眠気も出にくく、午後の仕事や家事などの効率が落ちずに活動できます。

【夜ごはん】

お粥を夜ごはんにした場合、寝る前にほぼ消化が終わっているため、腸が休んだ状態で眠りにつくことができます。腸が休まった状態での入眠は、睡眠の質向上にもつながります。




やさしく胃腸をケアしてくれるお粥は、体調がすぐれないときでも胃腸に負担をかけることなく食べられるヘルシーな食事です。もちろん普段の食事にお粥を取り入れてもOK。さまざま健康効果が期待できますので、この機会にあらためてお粥の魅力を見直してみてはいかがでしょうか。



取材協力

ファビュダイン:https://fabulous-lab.co.jp/fabudine/

参考

同友会グループ:https://www.do-yukai.com/meal/27.html

kensin:https://e-kensin.net/news/135338.html

市川すずきクリニック:https://www.suzu-cli.jp/about_disease/925/

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