2023.5.11UP
食品添加物アレルギーとは?症状は?気になる食品をチェック!
食生活が変わり、食物アレルギーを体質に持つ人が増えている昨今。
食品添加物にアレルゲンが入っていた場合、アレルギー持ちの人がそれを知らずに摂取したときアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
このコラムでは、食品添加物アレルギーに関する基本知識をはじめ、症状やチェックすべき食品を紹介します。
食品添加物アレルギーとは?
食品添加物アレルギーとは、食品添加物含まれるアレルギー物質によって起こるアレルギーのこと。特定原材料と呼ばれている「えび」「かに」「小麦」「そば」「卵」「乳」「落花生」の7品目は、そのアレルギー発症数や重篤度が高いことから表示が義務化されています。よって、これらの7品目が食品添加物に含まれている場合は表示の義務があるのです。
食品添加物アレルギーの症状は?
食品添加物によって引き起こされるアレルギーは、一般的な「食物アレルギー」を引き起こす原因食材と同じです。よって症状も食物アレルギーと同じ症状が出ます。具体的な症状を挙げると、痒みや蕁麻疹、唇やまぶたの腫れ、嘔吐、下痢など。重篤だと意識がなくなるなど命に関わるリスクもあります。食物アレルギーも食品添加物アレルギーも、何の食材が原因となるか、またどれくらいの量で症状を引き起こすかは人それぞれ違いますし、体調によって左右される場合もあります。家族にアレルギー症状が出ている方がいる場合は、よく観察してあげてください。
食品添加物アレルギーを避けるために
食品添加物アレルギーを避けるためには、どうしたらよいでしょうか。まず、すぐにチェックできるのは容器包装に表示された加工品の有無です。アレルギー物質の表示義務があるので、原材料名を確認するようにしましょう。
ただし、お店で作られたお弁当やお惣菜、パン、ケーキにはアレルギー表示の義務がありません。これらを購入するときは、アレルゲン物質の使用をしていないかお店の人に確認する必要があります。もちろん外食の料理にもアレルギー表示の義務がないため、お店の人にしっかり聞いてから注文すると安心です。
食物だけでなく添加物からのアレルギー症状にも注意が必要です。
家族の健康を守る食について、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。
参考: