2021.8.6UP
食欲がない原因って?コロナやワクチン、ストレス…気になることをチェック!
暑さや疲れで「なんとなく食欲がないな…」と食欲不振になりやすい夏の季節。
新型コロナウイルス感染症やワクチン接種が気になる今だからこそ、小さな心配や不安はできるだけ取り除いておきたいですよね。
このコラムでは食欲がない原因にコロナやワクチンが関係するのかをお伝えするとともに、どんなことを意識すればいいのか解説していきます。
食欲がないとコロナは関係する?
新型コロナウイルスの主な症状は、せきや発熱、息苦しさ、倦怠感、吐き気など。
こうした症状があると必然的に食欲不振も入りますが、それよりも注意すべきは適応障害による食欲不振です。
症状は人によって違いますが、例えば「コロナでテレワークとなり、早起きしなくなった」「ずっと家の中にいて楽しくない、イライラする」「やる気が出ない」このような症状が続いている方は生活リズムが乱れている可能性があります。
適応障害予備軍は食欲がなくなる原因のひとつにつながりますので、思い当たる方はまず自分の生活を見直してみましょう。
ワクチン接種後の食欲は?
厚生労働省が公式サイトでは、コロナワクチン接種後に発症しやすい症状の情報が公開されています。
ワクチンを接種した後、どんな症状が出やすいのか、食欲不振とのつながりについてまとめてみました。
【ファイザー社の場合】
ファイザー社のコロナワクチンを接種した場合、一部の人に発熱や頭痛、倦怠感といった全身反応が出ており、1回目より2回目の接種で頻度が高い傾向があるようです。
頭痛や37.5度以上の発熱をする場合は接種した翌日が多く、こうした症状と連鎖反応して食欲がなくなる可能性はあります。
傾向として、年齢が上がると副反応の頻度が低くなる報告がされていますので、ファイザー社は高齢の方と相性が良いのかもしれません。
【武田 / モルデナ社の場合】
こちらも傾向として、発熱や倦怠感、頭痛といった症状は、65歳以上の高齢者より年齢が若い人の方が副反応(副作用)の頻度が高くなるようです。
他にも関節痛や下痢、嘔吐といった副反応が報告されていますが、副反応のピークは接種翌日。
発熱した場合もムリせず静養すれば数日で落ち着くケースが多いので、ワクチン接種の翌日は仕事や予定を入れない方でゆっくり過ごすと安心です。
コロナワクチンの有効性や安全性評価については、厚生労働省ホームページにも公開されています。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
食欲がないときどうすればいい?
食欲不振には、他にもさまざまな理由があります。
胃炎や肝炎、甲状腺機能低下症、摂食障害、うつ病など挙げられますが、その原因にはストレスや夏バテ、生活習慣の乱れが考えられます。
以下のような症状が出たら病院に足を運ぶひとつの目安ですので、参考にしてください。
・ダイエットしていないのに5キロ以上痩せた
・胸やけ、胃痛、胃もたれ、吐き気などの症状がある
・微熱やせきがずっと続く
高温多湿の日が続きやすい日本の夏は、夏バテで消化機能が低下して食欲不振になることもあります。
こうしたときこそ栄養バランスの良いおうちごはんが重要になりますので、上手に気分転換しながら食卓のメニューを考えてみましょう。
辛いなと思ったら、もちろんムリしないこと。
コロナの影響でテイクアウトやデリバリーメニューが充実していますので、自分でがんばろうとせず周りに頼ってみてくださいね。