寝る前は控えたい! 安眠の妨げになる食べ物・飲み物とは?

最近寝つきが悪いと感じている人。寝る前にスマホやパソコンを見たり、ゲームをして夜更かししていませんか?

スマホやゲームは覚醒を促す「交感神経」が優位に働いてしまうため、安眠から遠ざかってしまうことで、現代人の不眠症を促す問題になりつつあると言われています。さらにスマホやゲームをしていると、なんとなく口寂しくなって飲み食いしながら……なんて人も少なくはないはず。

寝る前に食べたり飲んだりする内容によっては安眠の妨げとなる可能性もあります。今回のコラムでは、就寝前は控えておきたい食べ物&飲み物をまとめて紹介します。

心地良い眠りにつく条件とは?

満足な眠りを得るために重要なのは「リラックス状態」であることが第一。身体を休めるときに働く自律神経の1つ「副交感神経」を優位にさせると質の良い眠りが期待できると言われています。ゆったりとリラックスした気持ちでベッドに向かうことで自然に眠りにつき、結果として安眠へと繋がります。

一般的に推奨されているのは寝る前に身体を温めておくこと。湯船につかったり温かい飲み物で体内をほっこりさせてあげると副交感神経が刺激されます。

しかし、寝る直前の飲み物と食べ物の内容によって、副交感神経と対をなす交感神経が強く働いてしまうことも……!交感神経が優位になると、興奮状態になるため頭が覚醒して目覚めてしまいます。ここでは寝る前にNGな食べ物・飲み物をまとめてみました。

■寝る前にNGな食べ物とは?

・ダークチョコレート

・肉類(豚肉や赤身肉、加工肉など)

・アイスクリーム

ダークチョコレートには眠りを妨げてしまうカフェインが含まれているので寝る前に食べる物としてはNG。アイスクリームも脂肪分が多いため消化に時間がかかり熟睡できなくなる恐れが考えられます。同じ理由で、肉類も消化時間を要する食べ物。ずっと胃腸が働きづけてしまうため安眠から遠ざかってしまいます。肉類についてはソーセージやサラミなどの加工肉も要注意。目を覚ます作用のあるアミノ酸の一種「チラミン」が含まれているので朝食やランチに頂く方がおすすめです。

■寝る前にNGな飲み物とは?

・コーヒー

・緑茶

・炭酸飲料

・アルコール類

「就寝前のコーヒーは眠れなくなる」と、よく聞きますが、コーヒーや緑茶には交感神経を活性化させるカフェインが含まれています。つまり寝る前に飲んでしまうと余計に目が覚めてしまうのです。「眠気覚ましにコーヒー」と言われるように、カフェインが入ったドリンクは眠気を取り除きたいときに飲むのが正解。さらにカフェインには利尿作用があるため、飲み過ぎてしまうとトイレの回数も増えてしまうので注意をしましょう。

一方でアルコールも基本的にはおすすめできません。寝酒をすると酔い心地のまま、ぐっすり眠れると言いますが、喉が乾いて夜中に起きてしまうケースもあるので、できる限り控えたほうが無難です。砂糖が大量に入った炭酸飲料も寝る前に飲むドリンクとしてはおすすめできないと言えます。

寝つきが悪くなる飲み物や食べ物は、翌日の不調を招く原因となる可能性があります。睡眠に対する意識を少し変えてあげるだけで次の日の目覚めが良くなりますので、ぜひ就寝前の飲み物・食べ物を見直してみてはいかがでしょうか。

参照元:

ピヨ丸ぐっすり.com(https://xn--z8js3azm.com/science/food.html

ドクトル大学(https://doctor-college.com/healthcare/detail/346

raycop ドクターズコラム(https://www.raycop.co.jp/life/doctor/2036/

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