生活を豊かにする資格勉強

大人になると、自分から意識しないと勉強から離れていってしまうもの。ふと時間が空いた時にやることがないと感じたり、自分が好きなことを他の人に伝えたいと思ったときは、「勉強」のチャンスです。

大人になってからの勉強には資格試験がおすすめ。
目標が立てやすく、範囲もはっきりしているためです。料理家の私がご紹介する資格なので、食生活にまつわるものメインですが、自分も勉強をした中で取り組みやすく生活に応用しやすいと思ったものをいくつかご紹介します。


健康的な生活をしたいと思ったとき
食にまつわる資格には栄養士や調理師といった国家資格のものもありますが、これらは職にまつわる仕事をする方向けの資格。一般の方が、健康的な生活をするために栄養バランスや食品衛生などについて学びたいと思ったときにおすすめしたいのが『食生活アドバイザー』。栄養面だけでなく食文化、食マーケットに至るまで、食と生活の知識を学ぶことができる資格です。日常生活に関わる内容が多いため、スタートしやすく、学んだ知識をすぐに自分の生活で活用することができます。講義受講は必須でないので、独学受験が可能です。

食空間をおしゃれにしたいと思ったとき
SNSや雑誌などで素敵なテーブルコーディネートを目にして「自分でもやってみよう」と思ったことはありませんか?おもてなしやパーティーの時、自宅テーブルを素敵に演出できたらいいですよね。ひとたびコツをつかめば、毎日の食卓をランクアップすることだって簡単になります。ちょっとした知識をつけて素敵な演出をすることが、心の余裕につながる。心に余裕が生まれると、空間を共にする相手を思いやり、楽しい場を持つことができる…こんなに良い循環が生まれます。このような知識を学ぶのにおすすめするのが『食空間コーディネーター』。テーブルコーディネートだけでなく、各国料理の歴史、マナーなどもあわせて学ぶことができます。講義受講は必須でないので、独学受験が可能です。


スポーツで結果を出したい、スポーツをする家族を支えたいと思ったら
スポーツにおける根性論は過去のもの。今はスポーツで結果を出すためには食事も大切ということが広く認知されています。趣味で続けているスポーツのパフォーマンスを高く保ちたいと思ったり、子どもがスポーツをしているので支えたいと思っている方なら『アスリートフードマイスター』の資格がおすすめ。どのような食材を選ぶべきか、どのようなタイミングで食べるべきかなど、正しい知識を身に着けることができます。講座受講が必須です。


コロナ禍でおうち時間が増えた今、勉強を通して生活を充実させるチャンスかもしれませんね。


(オフィシャルメンバー:戸根みちこ)

<参照>
食空間コーディネーターテキスト
食生活アドバイザー公式テキスト

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム