2020.7.9UP
家族で家事シェア
コロナ禍で家族の過ごし方が激変した2020年春。
学校のありかた、仕事の仕方など、コロナが収束しても恐らく私たちの生活が激変するきかっけになったことでしょう。
さらに、近年の異常気象で外に出られないことも増えています。インフルエンザや新型コロナウイルスの蔓延で、在宅学習や在宅勤務を余儀なくされることも今後増えてくるかもしれません。
家族が家にいると大変になるのは、家事。
食事は1日3食、家族全員分作らなくてはいけないし、家族が家にいれば当然部屋も汚れるので掃除も大変になる。自分も在宅勤務だけど、子どもに声をかけられるので思うように仕事が進まない。その中で家事全般をするなんてとても無理!
そのような時におすすめしたいのが、家庭内の家事シェア。
役割を決めての分担というわけではなく、みんなで緩やかに家事をシェアしましょうという提案です。
意識の共有
そもそも家事の目的は、「心地よく毎日を過ごすこと」にあるのではないかと思います。洗濯をすれば清潔で気持ちのいい洋服を着ることができますし、掃除をすれば部屋がきれいになって気持ちがいい。美味しい料理が作れれば、家族が笑顔になる。
どのような状態が、家族が心地いい状態かというのをみんなで認識合わせするところから始めてみましょう。ゴールが見えれば、それに対してどのように動けばいいかを考えることができます。
やれる範囲から
いきなり高いハードルを与えてしまっては、やる気も起きなくなってしまいます。家族それぞれができる範囲内で、シェアする内容を考えましょう。例えば……
・帰ってきたら靴を揃える
・洗面所が濡れていたり鏡が汚れていたら拭く
・自分の洗濯物は自分で取り込んで片づける
といった程度であれば、ある程度の年齢になっていれば誰でもできますね。シェアしてしまえばそれぞれが負荷なくできることでも、一人が全員分しようと思ったら大変。
このような作業に慣れてきたら、その人の性格に合わせてお風呂掃除、洗濯物干し、掃除なども手分けして行うことで家事の負荷がぐっと減ります。
感謝の気持ちを忘れずに
家事シェアをうまくいかせるコツは、感謝すること。
最初は自分のやり方と違ったり、クオリティが低かったりで、いろいろと言いたくなってしまいますが、そこはぐっと飲みこんで。シェアしてやることが増えていく中でそれぞれ気づきが生まれて、やれることも増えていきます。
家事シェアがうまくいくと、お母さんやお父さんのどちらかに何かがあっても家がきちんと回りますし、家族みんなが揃っていてもごちゃっとせず心地よい空間を保つことができます。家族の笑顔のために、さあ、家事シェアをはじめませんか。
(オフィシャルメンバー:戸根みちこ)
参照:
【ダイワハウスHP】