オシャレ居酒屋風の盛り付けに挑戦! 6品を一皿で美しく魅せるコツとは?

居酒屋で必ず見かけるメニューと言えば「盛り合わせ」。いくつものおかずがバランスよく一皿にまとまっているのを見ると、食欲が増して食べ応えを感じさせてくれますよね。

今回は、岡山県と鳥取県の農産物を使ったご当地メニューを提供している「ビストロカフェももてなし家の店長兼、料理長の平山さんに、お家でできる、盛り合わせテクニックを教えて頂きました♪

盛り付けで大切なのは「彩り」「高さ」「バランス」

一皿に6品ものせたら、ゴチャゴチャしてしまいそう!思われるかもしれませんが、料理の盛りつけで重要なのは「彩り」「高さ」「バランス」の3つ。居酒屋でよく使われている大きめの長平皿を使って、さっそく盛り付けのポイントをチェックしてみましょう♪

■お皿を正面に見て、左奥を高く盛り付けましょう。

右利きの多い日本人は、右手で箸を使って料理を取る習慣がついているため、左奧に高さがある方が自然に取りやすいのです。

・料理長平山さんワンポイントアドバイス

「盛り付けるときは、中央を高く、山をつくるようにすると美しく見えます。このとき、3割ほどの余白を残しておくと、バランスよくまとまります。」

山水画などの芸術的な観点から見ても、左奧に高さがあると不思議と美しく感じるとも言われています。盛り付け初心者でも挑戦できるテクニックだから、今夜のメニューでさっそく取りいてみてもよいかもしれません。

食欲をそそる彩りで魅力アップ

よく使われる食材の代表色といえば赤・緑・黄・黒・白の5色。全ての色彩が揃った料理は食欲を掻き立ててくれます。

・料理長平山さんワンポイントアドバイス

「彩り豊かな料理が一皿に並ぶと、華やかで魅力的。単色料理だけで盛り付ける場合は、カラープレートなど色のあるお皿を取り入れてみましょう。」

■配置バランスを整えるなら、構図をイメージ

盛り付けの配置で最も大切なのが、配置バランス。おかずの種類にもよりますが、3点なら「三角形」、5点なら「放射状」をイメージしながら盛りつけするとスッキリ整います。

・料理長平山さんワンポイントアドバイス

「6品を盛り付けるなら、長平皿の上に小鉢をのせておかず同士に境目をつけると、バランスが取れます。山にしたり、重ねてみるなど、立体感を意識するのもオススメです。」

盛り付けるおかずの数が多い場合は、奧に高さのある2品、手前に高さの低い3品を配置するなど、奥行きのあるバランスを考えてみましょう。

誰と食べるのかを想像しながら盛り付けてみる

盛り付けは料理が出来上がる最終段階です。一緒に食べる相手のことを考えながら盛り付けをすると、より効果的。数人で分け合って食べるなら丸いお皿に円を描くように配置し、お皿をどの方向を向けても手前にある一品が正面を向いているようにする…など、食卓の場を想像しながら盛り付けに変化をつけてあげると、よりハイグレードなオシャレ居酒屋風になりますよ♪

一皿で豪華に魅せる、お家でできるオシャレ居酒屋風の盛りつけテク、いかがでしたでしょうか。インスタ映えする一皿にぜひ挑戦してみてください。

取材協力:

ビストロカフェももてなし家

鳥取県と岡山県が誇る旬の食材でプロの料理人がおもてなし。海の幸から山の幸までを堪能できるイートイン・カフェ。

http://www.torioka.com/eat/

東京都港区新橋1-11-7新橋センタープレイス2F

03-6280-6475

OPEN:11:00〜22:00(L.O. 21:00)

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