メタボに悩む人に食べてほしい「太りにくいお弁当」をつくるコツ

朝食は食べないけど、外食は大好き!

野菜よりも焼き肉、ラーメン!

タバコとお酒は毎日欠かせない!

最近、身体を動かしていない!

不規則な生活習慣は身体によくないと頭ではわかっているけれど、なかなか止められない…、なんてお悩みを抱えている人、周りにいませんか? 健康志向が高まる中で「メタボ」という言葉が飛び回るようになってから数十年。さまざまなメタボ解消法がテレビや雑誌、ネットで紹介されていますが、現在の日本では40歳以上男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム・または予備軍と言われています。

厚生労働省が規定した2017年の診断基準によると、ウエスト周囲(おへその高さ)が男性:85センチ、女性:90センチであること。そして高血圧、高血糖、脂質異常から2つ以上当てはまるとメタボリックシンドローム、1つでも当てはまれば予備軍とされていることから考えると、けっして他人事ではないのです!

「太りにくいお弁当」は食べる側も作る側もイイことばかり!

メタボ体型をつくる要因は生活習慣の積み重ねによるものがほとんど。食生活やストレス、運動不足、喫煙、加齢などが挙げられますが、これらを全て改善しようとすると反対にストレスとなってしまう可能性も…!

そこでオススメしたいのが、毎日の食事にちょっと変化をつけてみること。例えばお昼ご飯を「お弁当」にしてみる。たったこれだけで、メタボ体型をつくる原因と言われる塩分や油などの摂取を簡単にコントロールすることができます。さらにお弁当の良いところは食べる側だけでなく、作り手にも嬉しいメリットがたくさんあるんです。

《お弁当をつくるメリット》

・ 自分で選んだ素材を食べるという安心感

・ 食費の節約

・ 早寝、早起きの意識付け

お弁当をつくるという行動自体がメタボ体型を改善させてくれることに繋がっているんです♪

脱・メタボ体型!太りにくいお弁当をつくるコツ

まず、太りにくいお弁当をつくる前提にあるのは「満腹感」をきちんと感じさせてくれるお弁当であること!貧相なお弁当ではすぐにお腹が空いて、もっと食べたいと思ってしまいます。ヘルシーだけどちゃんとお腹も満たしてくれる、そんなお弁当を心掛けてみてください。

《太りにくいお弁当をつくるポイント》

■理想のお弁当バランスは3:1:2

「主食:主菜:副菜」の割合は3:1:2が理想。このバランスを意識してつくりましょう。

■主食はパンよりご飯

主食は消化吸収が遅く、腹持ちが良いご飯が◎。噛む回数が多い玄米や雑穀米は満腹感も得られやすいのでオススメです。

■ローカロリーの主菜でヘルシーに

低カロリーなのにタンパク質もしっかり摂れる鶏のささみや豚肉のほか、豆腐やおからなどヘルシーな素材と組み合わせたメニュー、例えば豆腐ハンバーグなど食べ応えのあるものを主菜に。

■ 副菜にも一工夫

つくり置きができて便利な常備菜や最近人気のスープジャーなど、SNSで話題になっている方法を取り入れてみるなど、ちょっとした工夫をしてみるとお弁当つくりが楽しくなります。

いかがでしたでしょうか。食べ過ぎ・飲み過ぎによるメタボ体型をどうにかしたい!と思った人、まずは「太らないお弁当」をつくってみることからスタートしてみてくださいね。

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