気をつけたい食中毒

梅雨から夏にかけての時期は、細菌による食中毒に注意が必要です。

とはいえ、なんだか他人事のように感じてしまいますが、食中毒の約20%が家庭の食事が原因で起こっているそうです。その中でもリスクが高いといわれているのが、食べるまでに時間が空いてしまう「お弁当」です。今回は、お弁当の食中毒予防テクニックをいくつかご紹介したいと思います。

【アイテムで予防!】

エコで便利なシリコンカップですが、汚れがたまりやすいため梅雨の時期は使い捨てのものがおすすめです。

いろいろあるお弁当箱の素材も、できるだけ通気性がよく水分を吸ってくれる木製を選んでみてください。保冷剤や保冷バッグも定番の安心アイテムですね。最近はフタが保冷剤になるお弁当箱など、さまざまなアイテムが新しく登場しています調べてみると良いものが見つかるかもしれません♪

【おかずで予防!】

細菌予防の効果がある食材や調味料を使うことで、殺菌の繁殖を抑える効果が期待できます。代表的な食材には「梅干し」「大葉」「生姜」「カレー粉」「酢」など。白飯に梅干しをのせる方法は定番ですが、細かくちぎってのせれば広範囲に殺菌効果を及ぼすことが期待できるそうですよ。また、少量のお酢をご飯に混ぜても菌が増殖しないよう予防になるのだとか。こうした食材を有効活用し、梅雨の時期でも安心して食べられるお弁当を楽しみたいですね。

【水分を避けて予防!】

細菌は水分が多いところに増殖しやすい傾向があります。つまり水分が多い食べ物は夏場のお弁当に向いていないということ。お弁当に使わないことで食中毒のリスクを下げることが期待できます。例えば、水分の多い煮物よりも、水分が少ない揚げ物や焼き物の方が安心でしょう。レタスやトマトは彩りを加えてくれますが、水分を多く含むため避けた方がこちらも安心。お弁当に入れる場合は水気をしっかり切り、トマトはカットしないようにしましょう。

参考:【こそだてまっぷ】 

オフィシャルメンバー:小松 友子

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム