海外からも大人気!2023年のトレンド食材として「昆布」が注目される理由

日本の食卓にかかせない食材のひとつ「昆布」がアメリカのトレンド食として注目されているのをご存知でしょうか。

なぜ海外から「昆布」が注目されているのか、栄養価やサスティナブル、植物性由来などの視点からご紹介します。

「昆布」が注目される理由3つ

ヘルシーな食材として日本人にも馴染みのある「昆布」ですが、アメリカではスーパーフードとして認識されているのだとか。

チップスなども販売され、アメリカの家庭でも身近な食材になりつつあると言われています。

その理由をまとめてみました。

1.栄養価が高い「身体が喜ぶ」縁起物

昆布はアルカリ性食品のなかでも栄養価の高い理想の健康食材。主な栄養素は、水溶性食物繊維、ミネラル、グルタミン酸です。

昆布を煮ると出てくる特有の粘り気は、海藻類特有の水溶性食物繊維。糖質や脂質の吸収、コレステロール値の上昇を抑えてくれる役割を果たします。

また、身体の組織をつくり、調子を整える「鉄」「カルシウム」などもたっぷり含まれており、「昆布」のみ寝られるは牛乳の約23倍だそうです。

2.サスティナブルな食品

ここ数年で注目を集めている「サスティナブル」という面でも昆布は優秀な食材。

そもそも昆布の成長スピードは海藻類のなかでも早く、世界の食糧不足を解決してくれると言われているほど。

肥料や淡水を必要としないところも環境によいと言われています。

そして昆布の二酸化炭素量はスギの5倍と地球温暖化対策にも貢献できる可能性を秘めています。

サスティナブルへの取り組みが日本よりも進んでいるアメリカならではの着眼点です。

3.植物性由来(プラントベース)な食品

アメリカでは植物性由来の食品が人気。

海藻を原料にした植物性のツナなどもアメリカの大手スーパーで購入できるほど生活に根付いています。

そんな植物性由来の食品は、身体の調子を整えてくれるミネラルやビタミンが豊富なものが多く含まれています。

海藻類のなかでも高い栄養価と気軽に購入できる点からも「昆布」は注目されています。

植物性由来の食品に豊富に含まれる栄養素は体内で合成することが難しいため、気軽に毎日摂取できるのも魅力の1つです。

毎日のおうちごはんに「昆布」をプラス!

中華や洋食、イタリアン、そして手軽に食べられるファストフードなど、さまざまな食を楽しめる世の中ではありますが、あらためて日本食を見直してはいかがでしょうか。

毎日グリル部では、昆布をはじめとした海藻類系のレシピを数多くご紹介しております。

たとえば、「すき昆布と豚の炒め煮」「簡単ピクルス」など、昆布そのものを食したり、出汁として使用したりなど昆布の使い方はさまざま。

ぜひレシピを参考に昆布を日々の生活に取り入れてみてくださいね。

参考:

【こんぶネット】

【food diversity】

【ELLE】

【NORTH DISH】

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