春の憂鬱を吹き飛ばす、セルフメンテ術 

何となく気が晴れない、いやなことを何日も引きずってしまうということ、ありませんか?

春は環境の変化や気候の変化が激しく、気持ちが不安定になりやすい時期です。特にこの一年は思うように人と会って話すことができなかったので、いつもは不調を感じない人でも不調を感じやすくなっているかもしれません。

専門家ではありませんが、私自身が昔から心がけていて、一定の効果を感じているセルフメンテ術をご紹介します。

自分の気持ちを「文字」にする

何となくモヤモヤするとき、誰かに何か言われて嫌な気分になったとき、それを文字に書いてみてください。日記やスケジュール帳でもいいですし、メモ帳や裏紙でも。文字を書くだけでも意外に自分の気持ちを客観視することができますし、激しい感情を誰にも見られないところに書いてしまうことで、すっきりする効果があります。

最悪ケースを予想する

何かがあって不安でたまらなくなったとき。

その不安材料がもたらすことの最悪ケースを想像してみましょう。最悪ケースなんて想像したくない、と思うかもしれません。けれども、ひとたび最悪ケースを想像してしまえば、そうなったときの覚悟ができます。また、そうならないために「どうしたらいいか?」とプラスの思考を働かせることができるようになります。

明るい気持ちになれることをリストアップしておく

・赤いバラを飾る

・「プラダを着た悪魔」を観る

・どこどこのお店のマッサージを受ける

・全力で3キロ走る

など、自分が明るい気持ちになれることを具体的にリストアップしてみてください。漠然とした内容だと、いざ何かしようとしたときにもう一息考える必要が出てきてしまい、気持ちがつかれているときは「もういいや!」となりやすいです。

大好きなものを食べる、そして寝る!

シンプルに幸せを感じるのが、好きなものを食べるとき。

そしておいしいものを食べると自然と笑顔になりませんか?

おいしい!と思う料理を作ったのが自分だったりすると、「こんな料理を作ってしまう自分ってすごい!」から始まり、プラスの感情が止まらなくなります。なんとも単純な話ですが、やっぱりおいしいものを食べて不幸な気持ちになる人はいないのではないでしょうか。

そしてもうひとつ、大切なのは眠ること。

睡眠が足りず脳が興奮状態にあったり体の疲れが取れなかったりすると感情の揺れに左右されやすくなります。だらだらと夜遅くまで起きてしまう人は、時間を決めてその時間までに眠ることを心がけてみてはいかがでしょうか。

それでも気持ちが晴れないときは

いろいろ書きましたが、それでも気持ちが晴れないときは晴れません。憂鬱な気持ちに支配されてしまいそうなときは、誰にでもあると思います。時間をおいてもつらい気持ちが増すばかりというときは、我慢しないで専門家に相談してみてくださいね。

我慢の多い特殊な年はまだ続きそうですが、セルフメンテで多くの方が笑顔ですごせますように!

参照:道は開ける(創元社)

オフィシャルメンバー:戸根みちこ

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム