2021.5.19UP
便秘や肩コリ、ダイエットに良い?夏の旬野菜トウモロコシの栄養と効能
6〜9月頃が旬とされているトウモロコシ(スイートコーン)。ほんのり甘みがあって、子どもたちにも人気が高い夏野菜ですが、実は栄養面から見ても優秀なんです。便秘や肩コリ、ダイエットにお悩みの方にもぜひ食べていただきたい「トウモロコシ」の栄養と効能をまとめてお届けします。
便秘に悩んだらトウモロコシを食べてみよう
「便秘」を解消するために、便秘薬やお茶、サプリメントなどを飲まれる方も多いと思いますが、きちんと便秘を改善したいと思ったら、やはり普段の食事を見直すのがベスト。トウモロコシには「不溶性植物繊維」と呼ばれる食物繊維が含まれており、消化されにくい食物繊維が腸を刺激して便秘の改善につなげるという効果が期待できるといわれています。食べたものがなかなか排泄されない・・・という便秘の症状をお持ちの方にオススメというわけです。ざっくりですが、トウモロコシ1本あたり7〜8gの不溶性食物繊維が含まれているので、美味しく手軽に食べて便秘を改善したい!という方はチェックしてみてくださいね。
ただしトウモロコシの食物繊維は、イライラやストレスなど自律神経の乱れが原因となっている便秘には不向きとされています。コロナ禍でストレスが溜まって便秘気味という方は、トウモロコシに含まれる不溶性食物繊維でなく、ドライフルーツや大豆系食品などに含まれている水溶性食物繊維の食材を意識して摂ってみましょう。
体の中から若々しくなりたい方にもトウモロコシ!
上記で紹介した食物繊維だけでなく、トウモロコシにはビタミンB1やB2、ビタミンEが含まれています。特に血行を促進して冷え性や肩コリに効果が期待できるビタミンEは、体の中から若々しく在りたいと思っているママたちに。発育に関係するビタミンB1、B2は子どもに・・・と親子で摂ってほしい栄養素。
さらに、オメガ6と呼ばれている必須脂肪酸のリノール酸も含まれており、これは善玉菌を増やして悪玉コレステロールを減らす働きが期待できるといわれています。成人男性の病気でよく耳にする動脈硬化などに予防や改善が期待できるとされていますので、父母子の親子みんなでトウモロコシを食べよう!と言えるほど、実は優秀な夏野菜なのです。
これから旬を迎え、どんどん美味しくなるトウモロコシ。マルチグリルを使えば、あっという間に香ばしい焼きトウモロコシが完成しますので、マルチグリルをお持ちの方は、ぜひ作って食べて健康な体をキープしてくださいね。
レシピ:焼きトウモロコシはこちら
参考:【JA安房】