さつまいもの種類を比較!ダイエット食や子どものおやつにオススメされる理由を栄養価とともに解説!

甘くて美味しくて栄養価の高いさつまいもは、子どもから大人まで好まれる食材のひとつ。近年は、さつまいもスイーツの専門店やイベントが開催されるなど、トレンドフードとしても注目を集めています。そんなさつまいもの魅力について、種類や特徴を解説。そして、さつまいもがダイエット食や子どものおやつにおすすめされる理由についてお伝えしていきます。



日本で食べられるさつまいもの種類は?

お菓子作りや料理など幅広く使われるさつまいも。その種類は、紅はるか、安納芋、シルクスイートなど多岐に渡ります。ここ数年のさつまいもブームでは、紫色のさつまいもで知られているパープルスイートロードや種子島紫などが人気です。

味の違いでは、甘みが強くねっとりとした食感がおいしい紅はるかや安納芋。絹のようなさらさらとしたなめらかさが特徴のシルクスイートが人気です。いずれも焼き芋に適しています。

一方、パープルスイートロードは、普通のさつまいもに比べて甘さが控えめ。焼酎の原料やお菓子の色付けのために使われることも多い品種です。種子島紫は、皮は白色で中が紫をしているさつまいもで、そのほかの紫芋よりも強い甘味が特徴です。



ダイエットにおすすめされる理由

さつまいもがダイエットにおすすめとされる理由について解説していきます。

1.低カロリー・低GI食品

さつまいもは、炭水化物を含むほかの主食と比較して比較的低カロリーです。ダイエット中は摂取カロリーを制限する必要がありますが、さつまいもは満足感を得ながらもカロリーを抑えることができます。

2.ビタミンCで肌荒れを防ぐ

さつまいもでうれしい栄養素といえば、ビタミンCが含まれていること。ダイエットをしていると肌荒れを起こすなどちょっとした肌トラブルが出やすくなります。さつまいもに含まれるビタミンCを摂取することで、肌荒れ対策が期待できるのもおすすめポイント。通常のビタミンCは、熱に弱いとされますが、さつまいもに含まれるビタミンCは、でんぷんにより保護されているため、熱に強いといわれています。

3.食物繊維が多い

さつまいもには食物繊維が豊富に含まれています。便秘は、ダイエッターによくある悩みですが、適量のさつまいもを食べることで便秘対策に。ヤラピンと呼ばれる便を柔らかくする効果が期待できる成分が含まれていますので、便が硬い、お通じが出ない方におすすめです。。



子どものおやつにおすすめされる理由

ダイエットだけでなく、子どものおやつにも人気が高いさつまいも。なぜお子さまのおやつに適しているのか、その理由をまとめてみました。

1.成長期に嬉しい栄養価が含まれている

近年、子どもの健康でささやかれているのが、「便秘気味の子どもが増えている」ということ。さつまいもに含まれている食物繊維は、大人だけではなく、子どもにも大切な栄養素のひとつ。腸内環境を整えるという意味でもおやつとして最適です。さらに、さつまいもに含まれるビタミンB1は糖質からエネルギーを産生するために必要な栄養素。不足すると元気がなくなったり、食欲不振になったりしますので、成長期のお子さまには大切です。

2.炭水化物を多く含んでいる

子どものおやつの選び方としては、身体を動かすための炭水化物を多く摂取できるものを与えることが基本となります。しかし、同じく炭水化物を多く含む菓子パンやスイーツなどを与えてしまうと、脂質の摂取がオーバーになってしまう可能性も。さつまいもは、炭水化物を多く含んでいながらも低脂質なので、子どものおやつとして適しているでしょう。

3.保存料・添加物を含まない

市販のおやつはどうしても、保存料や添加物が気になるもの。しかし毎日おやつを手作りするのはとても大変なことです。さつまいもは、焼いたり、蒸したりするだけでおいしく食べることができるので、忙しいときのおやつとしても優秀です。



参考

株式会社美腸おいもカンパニー:https://oimobicho.jp/diet/sweet-potato-diet-right-way/

一般社団法人日本educe食育総合研究所:https://www.educe-shokuiku.jp/news/child-care/kodomo-eiyoso-03/

パルシステム:https://kosodate.pal-system.co.jp/infant/snack/

株式会社くしまアオイファーム:https://a-oimall.com/article/content/detail/580




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