2019.11.12UP
お肌つるん!健康的な美肌をゲットできる日本酒の効果とは?
収穫を祝う感謝の印として、祭りの際に振る舞われる神酒として、古くから日本の歴史とともに歩んできた日本酒。時代の移り変わりとともに、その役割は変化し、今日では身近なシーンで飲まれるようになりました。
この日本酒といえば仕事帰りに一杯……など、どこか大人の男性が飲むお酒というイメージを持たれている人も多いかと思いますが、数年前に日本酒の美容ブームが到来してからは一変。美容意識の高い女性からも好まれるようになり、日本酒を飲む以外にも「日本酒風呂」や「日本酒コスメ」など次々に新しい日本酒の形が登場し、今に至ります。今回のコラムでは、つるんとした肌に導いてくれる日本酒の美容パワーの秘密に迫りたいと思います。
日本酒が美肌に良い理由とは?
■色白の肌を目指せる!
現在の美容ブームのひとつである「発酵」。味噌や納豆、酢などがパッと思い浮かぶかと思いますが、実は日本酒も蒸米・米麹・水を発酵させてつくられたものです。この発酵の過程で生み出される「コウジ酸」が美白やアンチエイジングを期待できると言われており、美容に良いとされる理由でもあります。シミやくすみの原因となるメラニン色素を抑制してくれることから、日焼けしやすい夏にも最適と言えるでしょう。
■脂肪燃焼を助けてくれる!
日本酒にはアルギニンやアラニン、リジンなどのアミノ酸が豊富に含まれています。アミノ酸といえば脂肪燃焼のキャッチコピーでお馴染みですよね。飲み過ぎないよう適量を飲むことでダイエット効果も期待できるのです。
■ストレスを緩和してくれる!
日本酒を飲むと身体がポカポカと温まりますが、これは血流の流れが良くなっている証拠です。ストレスで萎縮した血管を緩めることから副交感神経を刺激し、リラックス状態へと導いてくれます。
■肌の潤いをキープ!
日本酒には保湿効果も期待できます。特に注目したいのが「α-EG」という成分。高い保湿性を持ち、コラーゲン量を増やすことが学術的にも実証されています。
日本酒を飲む時の注意点は?
いくら美容に良いと言われていても、やはりお酒には変わりありません。悪酔いしないためにも、そして身体を温めて美容効果を高めるためにも、飲む際は熱燗がおすすめです。「夏の暑い日は冷酒の方が……」という気持ちも理解できますが、身体を冷やすことになりますので、温かい日本酒を意識してくださいね。
そして飲む量は1〜2合(180ml〜360ml)がベストです。お酒に弱い人は1合でストップしておきましょう。夏バテなどしやすい今の時期ですから無理をせず、自分の体調に合わせて飲むようにしてください。
日本酒には、上記で紹介した効果以外にもコレステロールの低下やガン・高血圧・糖尿病などの予防にも良いとされています。少量の熱燗を飲んだだけでも身体の内側から温まりますので、美肌と健康を管理する日々の習慣として日本酒ケアをスタートしてみてはいかがでしょうか。適量を飲んで、つるつるの健康肌を目指してみてください。
参考:
MIYABIダイエットオンライン
http://miyabi.com/diet/doc/cal_10.html
美肌×レシピ byスキンケア大学