おしゃれFOODIEがいく〈ごちそうおにぎり〉

FOODIE(フーディー)とは、美味しい時間を楽しむことに積極的な人たちを指します。レストランがお客を選ぶ時代はもう終わり。いつ、どこで、何を、誰と、どのように食べたいかは自分で決める!そんなFOODIEがこれからの食文化を作り出す未来もそう遠くはありません。

そんなFOODIEが注目している新しい食文化について、今回は「ごちそうおにぎり」をキーワードにご紹介したいと思います。

おにぎりは日本人のソウルフードであり、「ライスボール」として世界にも進出している日本を代表するファストフードです。「おにぎらず」「スティック(棒)おにぎり」「パッカンおにぎり」「悪魔のおにぎり」と、ここ数年のおにぎりは進化を続けています。

「おにぎらず」は広げた海苔の真ん中にご飯と具材を重ねて、4つ角を折りたたむように包み込むので具材のバリエーションが広がりました。カットした断面の美しさや面白さを楽しむことが魅力であることもポイントです。

「スティックおにぎり」は乳幼児のママさんなら流行る前から作っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。小さな子どもの手で三角おにぎりを食べることは、手から左右に割れてしまため実は至難の業。おにぎりを棒状にすることで、小さな手でも小さな口でもこぼさず上手に食べられるのです。

「悪魔のおにぎり」はコンビニ発祥のおにぎりです。天かす、青のり、めんつゆで味付けされたおにぎりで、一時は品薄になるほど大人気のおにぎりでした。昔からある静岡県の「たぬきおにぎり」が始まりだと言われています。

「パッカンおにぎり」は丸く握ったおにぎりに海苔を巻いてから、ホットドックのように切り込みを入れて具材を挟みます。挟むことで具材の選び方が洋風にもなりました。

最後は今年流行りの「ごちそうおにぎり」。“もはやおかず”との異名を持ち、具材とご飯が1対1、もしくは具材の方が多い具沢山おにぎりです。小さめに握られていていますが、具材もゴロゴロと大き目ですので、小さい子向けというより成人向けかもしれません。忙しい朝ごはんに、勉強をしながら、おかずと一緒にパクパクと食べてほしい親心から生まれたのが「ごしそうおにぎり」なのだとか。海苔で包まないため見た目の彩りが大切であり、彩りが良いということは、自ずと栄養バランスも整います。たんぱく質と野菜を合わせて1個で完結する手軽さとSNS映えする彩りで、注目を浴びています。

春はお弁当を持って外で食べたくなる季節です。今年は「ごちそうおにぎり」で、楽しいピクニックをしましょう。

ごちそうおにぎり

ごちそうおにぎり

<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>

参考 「NHKあさイチ」

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