令和時代はおうちごはんの見直しを!家族で考えたい食卓の課題とは?

家族と一緒に食事をすることは大切だと思うのに、それが難しいとされるのが今の社会。
新元号「令和」の時代にあらためて見直したい、家族で考える食卓の課題についてお届け
します。
なぜ家族全員で食事をすることが難しいの?
家族で食事をすることが難しいと感じるのは、年代ごとに若干の違いはあるもののほぼ同
じ理由です。


・仕事が忙しい
・学校が忙しい
・習い事で忙しい
・それぞれの趣味や付き合いで忙しい


上記は農林水産省の公式サイトにある実際のアンケートデータ。20代の場合、約35%が家
族と一緒に食べる機会が「ほとんどない」と回答している事実もあるようです。さらに平
成9年(1997年)以降は、妻が専業主婦である家庭より共働き世帯数が上回っています。


家族で食事をするメリットは?
では、家族と一緒に食事をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。平成29年に実
施された農林水産省の「食育に関する意識調査」によると、以下のような点が挙がってい

ました。
・家族とのコミュニケーションを図ることができる
・楽しく食べることができる
・規則正しい時間に食べることができる
・栄養バランスの良い食事を食べることができる
・食事の作法を身に付けることができる
・自然や食事を作ってくれた人に対する感謝の念をはぐくむことができる
・調理や配膳、買い物など、食事作りに参加することができる
・ゆっくりよく噛んで食べることができる
・食の知識や興味を増やすことができる
・食文化を伝えることができる


資料:農林水産省「食育に関する意識調査」(平成29(2017)年11月実施)

令和時代の「おうちごはん」

結婚後も働く女性が増え、共働き世帯がますます増えることが予測される令和時代は、男
性の家事育児がさらに問われることが予想されます。「知識や技術がなくて料理が作れな
い」「料理を作ったけど家族から不評だった」「栄養バランスや盛り付けが難しい」など
、男性ならではのお悩みを解決していくことが家事や育児に対するハードルを下げるきっ
かけに繋がりますので、ぜひ家族で考えてみてはいかがでしょうか。「おうちごはん」は
家族が笑顔になれる1番の近道です。新年を機に家族みんなで美味しいごはんを食べてく
ださいね。


参考:
農林水産省http://www.maff.go.jp/

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