キッチンアイテムを正しく除菌!台所まわりのお手入れ習慣

楽しい家族の食卓は、おうちごはんを作る「キッチン」から。この台所まわりについて、近年注目されているのが除菌やお手入れです。意外に見落としている部分もあるので、この機会に見直してみてくださいね。

まな板の除菌方法

お肉や魚、野菜を切るまな板は、包丁でついたキズ跡に菌が付着したり増殖する可能性があります。ここでは使用する方が多いプラスチック製のまな板を例に除菌方法を紹介します。

(1)台所用洗剤でまな板をキレイに洗います。

(2)ゴム手袋をして、漂白剤をまな板の上にかけて放置します。このとき、キッチンペーパーや布巾を敷いて漂白剤を浸してあげると、まな板全体にちゃんと行き渡ります。

(3) 表と裏、両方に漂白剤をかけたら、しばらく放置。この放置時間は、使用した漂白剤の指示に従ってください。

(4)しばらく置いたら、キッチンペーパーや布巾を外して水でしっかりすすぎ、風通しの良い場所で乾燥します。漂白剤が使えない木製まな板は、熱湯をかけて除菌をしてくださいね。

キッチンスポンジの除菌方法

洗剤で食器を洗っているなら、ついでにスポンジもキレイになっているのでは?と思いたいところですが、スポンジを除菌する方法はまた別の話。むしろ食器を洗い終わった後の水分を含んだスポンジを放置している方が、菌が繁殖しやすいともいわれています。そんなキッチンスポンジの除菌方法を3ステップでまとめてみました。

(1)食器を洗い終わったスポンジは、ぬるま湯で洗い汚れを落とします。最後にギュッと固く絞ることも忘れずに。

(2)スポンジの除菌が一緒にできるキッチン洗剤を少量つけて、ゴシゴシ泡を立てながら揉み込んでいきます。

(3)泡立ったままの状態で、スポンジの定位置に戻します。このとき、泡立った洗剤を水で洗いがなさないのがポイントです。

保存容器の除菌方法

カットした野菜や果物を入れて保存する容器も、しっかり消毒しておくと安心。ガラス製の保存容器を使われる方は、煮沸消毒がおすすめです。

(1)大きい鍋に水を入れて沸騰させます。沸騰前の状態で保存容器を入れても煮沸消毒は可能能です。

(2)厚生労働省から提示している煮沸時間によると、沸騰してから5分間以上、100℃の場合は約30秒間、90℃以上なら5分間以上、80℃以上も同じく5分間以上、75℃以上は15分間以上、これが煮沸時間の目安です。

(3)熱湯から取り出す際は、やけどの恐れがあるので気を付けてください。取り出したガラス容器は、布巾を上にかぶせて乾燥させてください。

家族の健康のために美味しいおうちごはんを作る気持ちはみんな同じ。調理時に使うキッチンアイテムのケアにも意識して安心・安全なごはんを楽しんでくださいね。

参考:

【Lidea powered by LION】

【ブランシェクラブ】(長谷川工グループ公式クラブサイト)

【農林水産省】

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