４月の野菜といえば新玉ねぎの美味しい季節ですね。

通常の玉ねぎは収穫してから一か月くらい乾燥させたものを出荷しますが、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷するため、皮が薄く、水分が多くて柔らかいのが特徴です。

また辛味も少ないので生食にするとシャキシャキとした食感が美味しく、加熱すると甘くておいしい味わいが特徴ですよね。この時期だけ味わえる旬の食材ではありますが、たくさん買ってそのままにしたら、うっかり腐らせてしまったなんて経験はありませんか？

今回は新玉ねぎのいろいろな保存方法をご紹介します。

■冷蔵保存（１週間程度）

新たまねぎの保存で一番おすすめしたいのは冷蔵保存です。

1個ずつ新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。こうすることで、蒸れて傷んだり、乾燥で風味が飛んでしまうのを防いでくれます。薄皮は剥いてしまうと乾燥を進めてしまうので、剥かずにそのまま包んでくださいね。

■常温保存（１週間程度）

新玉ねぎは水分量が多いので、基本的には冷蔵保存がおすすめですが、通気性のよい状態で陰干しすれば、常温保存もできます。ネットなどに入れて風通しのよい場所につるしておいてください。

■冷凍保存（1ヶ月程度）

水分量の多い新玉ねぎは、解凍すると普通の玉ねぎ以上に水分が染み出て食感が変わってしまいます。なるべく使いやすい大きさに細かくカットしてから冷凍するのがおすすめです。カットした新玉ねぎをフリーザーバッグに入れて空気をできるだけ抜いて口を閉じ、ホーロータイプのバットの上に置いて急冷凍すると、おいしさがキープされやすくなります。

薄く広げて冷凍しておけば、スライス玉ねぎは凍った後に袋の上から手でぐしゃっと崩せばバラ冷凍状態に。みじん切り玉ねぎは使いたい分だけ割って取り出して使えます。

自然解凍すると水分も栄養も流出してしまうので、使うときはなるべく凍ったまま加熱調理してくださいね。

参考：なし

オフィシャルメンバー：小松 友子