2019.11.11UP
ハーブの世界 ~ミント~
「ハーブ」という言葉を聞いたとき、どのようなものを思い浮かべるでしょうか?
ハーブティーにハーブオイル、アロマテラピーなど、いい香りや癒しなどと結びつくイメージを抱く方も多いのでは?
あまりハーブは好きでないという方も、シソや山椒、ワサビなどは召し上がっているのではないでしょうか。
実はそれらも立派なハーブ。
身近なハーブからあまりなじみのないハーブまで、あらためてその効果効能や料理との合わせ方をご紹介していきます。
今回は「ミント」についてお届けしたいと思います。
ミントにはさまざまな種類があります。スペアミントやペパーミント、アップルミントなど。全てのミントに共通するのが、スーッとした爽やかな香り。
ガムや飴、アイスやデザートの飾りなど、私たちにとっても身近な食材でありポピュラーなハーブです。その起源はとても古く、日本でも「ハッカ」の名前で親しまれていました。
■ミントの効能
脂肪分解作用や鎮静作用が期待できます。また、清涼感のある香りが集中力をアップさせてくれると言われています。
■料理との合わせ方
詰めもの料理やサラダ、ドレッシング、ソースなどに使われます。ミントティーやモヒートなど、飲み物に合わせるのも人気ですね。おすすめの調理法をご紹介します。
◇生春巻きに
生春巻きをつくるとき、エビやレタスと一緒にミントも巻き込んでみてください。清涼感のある味がスイートチリとも相性抜群。蒸し暑くなる夏の季節は特におすすめですよ。
◇エスニックサラダに
春雨にサラダチキンやエビなどを加え、ナンプラーで味付けをしたエスニックサラダにもハーブは合います。パクチーはもちろんのこと、爽やかなミントを加えてもとってもおいしいですよ。お好みの量でミントの葉をちぎってエスニックサラダに添えてみてください。
◇鶏肉のソースに
人気のタンドリーチキン。そのままでもおいしく食べれますが、実はミントとの相性が非常に良いのです。ミントの葉、プレーンヨーグルト、カルダモンやクミンなどのスパイス、塩、これらをすべてミキサーにかけてペースト状にするだけ。爽やかな風味が肉のおいしさをさらに引き立ててくれます。
いかがでしたでしょうか?スイーツの飾りというイメージが強いかもしれないミントですが、料理にも使い勝手がよく幅広い調理を楽しめるんです。お庭やベランダのプランターにミントがあるよという方、ぜひ料理にも取り入れてみてください。
魅力的なハーブの世界。次回をお楽しみに。