甘さと食感どれが好き?さつまいもをスーパーで買うときの選び方

秋の味覚でおなじみの「さつまいも」は、品種によって甘さや食感、向いている料理が異なります。

このコラムでは、スーパーで買うときに失敗しないさつまいもの選び方をご紹介。それぞれの特長を知ることで、料理や好みに合わせて選べるようになりますので、旬のさつまいもをおいしく味わいたい方は、ぜひ参考にしてください。

個性豊かな「さつまいも」

秋になるとスーパーの売り場には、さまざまな種類のさつまいもが並びますが、品種によって甘みや水分量、食感には大きな違いがあります。近年は焼きいもブームの影響もあり、ねっとり系やしっとり系など、個性豊かな品種が全国で栽培されるようになり、スーパーでもさまざまな品種を見かけるようになりました。

焼きいもにすると蜜があふれるような濃厚×甘さを楽しめるものもあれば、昔ながらのホクホクした食感が魅力の品種まで。スーパーで選ぶ際に迷ったときは、「どんな料理に使いたいか」をイメージしながら選ぶことが、おいしく食べるための第一歩です。

人気のさつまいも品種

ここからは、スーパーでよく見かけるさつまいもの品種をまとめてみました。加熱することで糖度が変わるなど、特長を覚えておくと購入するときも迷わないはずです。

<紅はるか>

甘さを重視するなら、近年人気を集めている「紅はるか」をチェック。適切に加熱すると高い糖度になり、上手くいけば糖度が50度以上になることも。焼きいも専門店でも多く使われており、しっとりとなめらかな食感でデザートのような濃厚な甘みが好きな方におすすめです。クリーミーな味わいを楽しみつつも、後味は比較的すっきりしているのもポイント。

<シルクスイート>

名前の通り、シルクのようになめらかな口当たりと上品な甘みが味わえる「シルクスイート」。食べたときの繊維感が少なく、焼きいもはもちろん、スイートポテトなどのお菓子作りにもよく合います。焼きいもにすれば糖度は30度ほど。十分に甘みを感じられるさつまいもです。

<安納芋>

鹿児島県の種子島を中心に栽培される「安納芋」は、水分量が多く、加熱すると蜜があふれるようなねっとり感を楽しめる品種。加熱すると糖度は40度前後まで高まるとされ、とろとろとしたクリーミーな食感が好きな人にぴったりです。

<紅あずま>

茨城や千葉など関東を中心に栽培されている「紅あずま」は、昔ながらのホクホク食感が魅力。加熱すると糖度は30度前後とされ、食べたときの食感や甘さのバランスがよく、口当たりも軽やか。天ぷらや大学いも、ポテトサラダ、コロッケ、煮物など幅広い料理で活用できます。

<鳴門金時>

同じく、ホクホク系の「鳴門金時」は、温暖で雨が少ない徳島県の砂地の畑で育った品種。昔ながらのさつまいもらしい見た目で、どこか懐かしい味わいを感じさせてくれます。煮崩れしにくいため、豚汁や煮物、スイーツまで幅広い料理におすすめです。

おいしいさつまいもの見分け方

スーパーでさつまいもを選ぶ際、まず注目したいのが形。全体がふっくらとして太さが均一なものは、火の通りがよく、おいしく仕上がりやすいとされています。そして、表面にある傷が少なく、ハリがあるものも新鮮さの目安。手にしたときにずっしりと重みを感じるものは、水分を適度に含んでいることが多く、食べ応えがあります。できるだけ避けたいのは、切り口が乾燥しすぎていたり、黒く変色していたりするもの。手に取ったときにチェックしてみましょう。購入後は冷蔵庫ではなく、新聞紙などで包み、風通しのよい冷暗所で保存するのがおすすめ。低温に弱い野菜のため、冷蔵庫で保存すると低温障害を引き起こす可能性があります。

秋から冬に旬を迎えるさつまいも。今年はぜひ、いつもとは違う品種にも手を伸ばし、自分好みの甘さや食感を探して、おうちごはんを充実させてください。

参考:

【タマチャンショップ】

【やまむファーム】

【食べチョク】

【ゴヒイキ】

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