40代こそビタミンC

“You are what you eat”、“医食同源(薬食同源)”という言葉があるように、ヒト(人)は食べたもので構成されています。

何も考えないと感じられないことですが、食べたものによる身体の変化や反応に気を付けてみると、小さな反応にも気が付けるようになります。

例えば油っぽいものを食べたときの胃もたれや、添加物の多い食事を続けると肌の調子が悪くなるというのは比較的わかりやすい反応ではないでしょうか。

ビタミンやミネラルに気を使うと、少しずつ身体が変わってくることに気が付くかもしれません。

実際、私自身も40代になり身体が欲する栄養素が変わってきたように思います。

10代の身体はとにかく成長第一!たくさんの栄養素とカロリーを必要とします。20~30代になると女性は月経と向き合い、身体も成熟して活動的になる時期ですので鉄分+たんぱく質+ビタミンCに気を付けます。そして40代。身体の働きは、だんだんと下降傾向に入りますので、老化に対する抗酸化作用を意識するとおすすめです。

そこで大切に考えたいのが、ビタミンC+ビタミンE+たんぱく質。

特にビタミンCは老化の原因になる活性酸素の除去を助けるほか、コラーゲンを作るために欠かせない栄養素ともいわれています。コラーゲンと聞くと肌にいいイメージですが、「丈夫な骨を形成する」「関節の動きを良くする」「丈夫な骨や筋肉を作る」という毛細血管や歯・軟骨などを正常に保つための働きが期待される成分でもあります。とりわけ元気な血液を運ぶためには健康な血管が必要です。

血管が健やかでないと顔色が悪くなったり、貧血症状に関わったり、イライラしたり、筋肉量が減少したりと身体にとってマイナスなことが起きてしまいます。言い換えれば、プルプルで健康な血管を育てることは、美と健康に欠かせないのです。

老化を少しでも遅らせるためにビタミンCは必要とされますが、ヒトは体内でビタミンCを合成できないため、食品から摂取する必要があります。

参考までに、厚生労働省が推奨する1日に必要なビタミンCの量は100㎎(成人)とされています。

100㎎なら普段の食事から摂取できると思いがちですが、ストレスや添加物の多い食事でビタミンCはどんどん使われてしまいます。

さらに体内に留まる時間が短いので、こまめに摂取することが大切だともいわれています。

そう考えると、美肌や健康効果を目指すなら1日1000㎎を目標に摂りたいところです。

ちなみに1度に1000㎎以上摂ったとしても、血中濃度はそれ以上上がらないとされており、むしろ吸収率が悪くなる可能性があるのでご注意を。

ビタミンCは、体内に入る前に消滅しやすいビタミンです。食材であれば、収穫してから保存するうちに減少しますし、調理の過程でも減少してしまいます。

旬の野菜や果物は、ビタミンCをはじめ、さまざまな栄養素が含まれます。

毎日の食事から(必要に応じてサプリメントをプラスしながら)ビタミンCを意識して、健康な身体・血管・肌を作っていきましょう!

毎日グリル部でビタミンCを意識したレシピ「マンゴーと生ハムとチーズのピザ」と「ポークグリル キウイソース」をご紹介していますので、ぜひご覧くださいね。

マンゴーと生ハムとチーズのピザ

<レシピの詳細は画像をタップしてください ↓↓↓>

・ポークグリル キウイソース

<レシピの詳細は画像をタップしてください ↓↓↓>




参考:「大正製薬」WEB

オフィシャルメンバー:滝野 香織

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