2019.11.12UP
おうちごはんを秋色でコーディネート! 紅葉を意識したテーブルスタイリングをつくるコツ
紅葉が美しい季節、モミジやカエデ、イチョウなど四季折々の「秋色」を家の中でも楽しみたい。
そんなときは、紅葉をテーマにしたテーブルスタイリングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
季節のイベントやホームパーティー、誕生日会など、ゲストを招待する機会にも使える、
秋のテーブルセッティングをつくるコツをお届けします。
秋色のテーブルコーディネートをつくるコツは?
テーブルコーディネートをつくるときに大切なのは「テーマ」を決めること。あれもこれもと欲張ってしまうと、テーマからずれて統一感がなくなってしまいます。まずは、山々を彩る「紅葉」をイメージしたテーブルコーディネートをつくる際の色選びと、色が持つ印象を解説していきます。
「赤」
真っ赤に染まったモミジを連想させる赤は、エネルギーを感じさせるアクティブな色。パッと目に入る刺激的な色ですが、落ち着いた深みのある紅葉の赤はストレスを和らげてくれる効果も言われています。目立つ色なのでアクセントとして使うと◎。赤ずいき、トマトなどの野菜だけでなく、クランベリーやリンゴなど果物も美味しい季節です。
「黄」
イチョウやポプラの色を想像させる黄色は、明るくて楽しげな心を弾ませてくれる色彩。コミュニケーションを円滑にしてくれる色とも言われているので、テーブルコーディネートに取り入れると、食卓の場も和みます。食材では銀杏や菊の花など。
「橙」
赤と黄色の中間に位置する橙は、ほっこりとした家庭的な温もりが感じられる色。食欲を増進させる効果もあると言われており、テーブルインテリアの秋色としてもピッタリ。柿やかぼちゃ、人参など秋の食材と一緒に並べると、より秋らしくなります。
「茶」
木や土、大地など、どっしりとした安定感・安心感が宿る茶は、暮らしの中に溶け込んでいる飽きのこない自然の色。落ち葉など、心地良い秋の匂いを連想させてくれるアースカラーです。食材ではゴボウや松茸、栗、椎茸など。
秋の食材とインテリア、どう組み合わせる?
紅葉カラーを選定できたら秋野菜の料理と一緒にテーブルセッティングをしてみましょう。色合いと素材を上手に組み合わせると、落ち着いた秋の装いが演出できます。
1.ベースとなるインテリアを決める
テーブルやイスなどベースとなるものを決めます。おすすめは茶を意識した木製インテリア。秋に相応しい重厚感を出すことができます。
2.テーブル上を彩るインテリアを決める
お次は料理を華やかにするインテリアをセレクト。オレンジや黄色など秋色ランチョマットに木製皿を組み合わせてあげましょう。
3.高低差をつけたデコレーションで秋のニュアンス感をプラス
お皿やランチョマットだけでは平坦な印象を与えてしまいます。雑貨ショップでモミジや木の実、ドライフラワーなどのフェイクフラワーが購入できますので、フラワーベースに入れるなどして立体的な秋の空間をつくるとセンスよくまとまります。
4.秋野菜の料理を盛り付ける
テーブルセッティングの準備が整ったら秋野菜を使った料理を盛り付けて完成です。
赤、橙、黄、茶の紅葉カラーは全て温かみのある暖色です。家族団欒のひとときに取り入れたい色彩ですので、季節とリンクさせながら、ぜひ秋の食卓を楽しんでみてください。
参考: