秋。秋はおいしいものがたくさんありますが、秋においしくなる食べ物の一つとして思い浮かぶのが「さつま芋」。
芋好きにはたまらない、さつま芋のおいしい季節の到来です。
〈さつま芋の種類〉
さつま芋を買うときに手に取ると品種名が書かれていますが、皆さんは買うときに気にされていますでしょうか?売り場によってさまざまではありますが、最近ではさつま芋の種類が豊富な売り場も増えてきているようです。
・紅あずま
日本で一番流通しており、最も親しまれている品種が紅あずまです。さつま芋らしいほくほく感のおいしい品種で、料理にも幅広く使えます。
・安納芋
焼き芋にするとおいしいブランド芋として不動の地位を得た安納芋。他の芋に比べるとお値段は高めですが、スーパーでも置かれるようになってきました。「さつま芋=ホクホク」という固定観念を破った、ねっとり甘い食感が特徴的。
・紅はるか
安納芋に似た、ねっとりとした食感で人気を得て、売り上げを伸ばしている品種です。焼き芋にするのが人気で、安納芋に似ているけれど安納芋よりも手に入りやすいのがうれしいところ。
この他にも「シルクスイート」「マロンゴールド」など、たくさんの品種が出回っていますが、注目したいのは「ほくほく系」か「ねっとり系」かというところ。買ってきて調理して、今日のお芋はこうだったと思うのではなく、品種による特徴をおさえておけば料理に適したお芋を選ぶことができますよ。
〈おススメさつま芋料理〉
・焼き芋
さつま芋と言えば焼き芋!まずこれは欠かせません。特に安納芋や紅はるかなどのねっとり系のさつま芋で試していただきたいのが低温長時間焼いてつくる焼き芋。中くらいの大きさであれば、160℃のオーブンで約90分焼けば、中から蜜があふれ出るおいしい焼き芋の完成です。
・おさつスティック
さつま芋を縦長のスティック状にカットし、水にさらして水分を良く切ったら油で素揚げして塩を振ればおさつスティックの完成です。ほくほく系、ねっとり系どちらで作ってもおいしく、子どものおやつにもピッタリな一品です。
・さつま芋のポタージュ
甘い印象が強いさつまいもですが、すっきりとしたポタージュでいただくのもおすすめ。その時に選んでいただきたいのは、ねっとり系の甘いものではなく、ほくほく系で甘みがそれほど強くないもの。甘いお芋が苦手な方にもおいしく召し上がっていただけます。
さつま芋のポタージュ
<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>
何となくサイズや値段でさつま芋を選んでいた方、今日からぜひお芋の品種を見て選んでみてください。より一層、お芋のおいしさを楽しめますよ。