主婦のお悩み解決塾 ~魚の生臭さをなんとかしたい~

「家ではついつい肉料理が多くなりがち。」

そんな方に話をお伺いすると、「魚は調理が難しくて、臭みが出ちゃうから。」と言われることが度々あります。

いつも新鮮な魚が手に入る地域にお住まいの方はあまり気にならないことかもしれません。けれども、スーパーで魚介類をお買い物する主婦にとって、魚の臭みは大問題!魚の調理方法についてお困りになっている方は意外と多いのではないでしょうか。

今回は、そんな主婦泣かせな「魚の臭み」について解決していきたいと思います。

まず、魚を調理するとき。皆さんは魚の下ごしらえをどのようにしていますか?

冷蔵庫から取り出してすぐに煮たり焼いたりしていないでしょうか。

もし生魚で煮る・焼くといった調理法を実行していた場合、「魚の臭み」で悩まされている可能性が高いです。

よく魚料理のレシピを見ると、下ごしらえで魚に塩を振ったりすり込んだりするように書いてあることが多いですよね。

これは、魚の中にある余分な水分を出して身をプリッとさせるために行うのですが、この水分に魚の臭みがギュギュッと閉じ込められているのです。

ですから、塩で下味をした直後、魚から出てきた水分を拭き取らずに調理を始めてしまっては塩振りの意味がありません。

魚の種類にもよりますが、全体に塩を振って約15分経つと、魚がうっすらと汗をかいてきます。これが臭みのもと。しっかり拭き取ってください。

さらに魚を美味しく食べるためのひと手間が「お湯につける」こと。

ボウルに湯を張り、そこに魚をさっと通して霜降りにしたら氷水にとってすぐにあげて、水気をよく拭き取ります。

洗い物が増えて手間に感じるかもしれませんが、このひと手間が魚をぐんと美味しくしてくれるんです。

魚の臭みが苦手で魚離れしてしまっている方はぜひお試しくださいね。

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