おしゃれFOODIEがいく〈筋肉にラム肉〉

FOODIE(フーディー)とは、美味しい時間を楽しむことに積極的な人たちを指します。レストランがお客を選ぶ時代はもう終わり。いつ、どこで、何を、誰と、どのように食べたいかは自分で決める!そんなFOODIEがこれからの食文化を作り出す未来も、そう遠くはありません。FOODIEが注目する新しい食文化について、今回は「筋肉にラム肉」を紹介します。

1年中安定して食べられるラム肉ですが、1番美味しいのは春~初夏というのをご存知ですか?日本に流通しているラム肉のほとんどが、オーストラリア・ニュージーランド産です。国産も少しは北海道産であるようですが、個人で買えるほどメジャーではなく希少だそうです。

そもそもラム肉とは、生後12か月以内の仔羊の肉を指します。羊はだいたい秋に交配、冬に出産、春先に登場するのが「乳飲み仔羊(agneau de lait)」という生後4か月までの草をはむ前のラム肉。ミルクの香りがして繊細で柔らかい肉質が特徴で、この時期にしか味わえない極上の逸品だそうです。とはいえ、春の伸びゆく草をしっかりとはみ、羊肉らしい風味をしっかりと携えた初夏のラム肉こそ「ラム肉の旬」であるともいえます。

また、ラム肉には「スプリングラム」という呼び名もあります。ニュージーランドは南半球にあるので、日本と季節が真逆になり、11月~3月が春~初夏にあたります。日本と同じように、ニュージーランドは気候が温暖になる春は草木が芽吹き、牧草は青々と育つのです。そんな春から初夏に牧草をはんで育った仔羊がスプリングラムと呼ばれ、日本が春になる頃にスーパーの店頭に並び始めるのです。筆者がよく購入するのは、肩かモモ肉の薄切りです。スプリングラムは柔らかく、強い臭みはなく食べやすいのが特徴です。それでもクセはあるので、香味野菜と合わせたり、味噌やコチュジャンと合わせたり、こんがり焼き目を付けるなど工夫をしています。 

筋肉をつけるべくトレーニングをしている人にもラム肉は人気ですよね。その理由は、脂肪燃焼効果の高い「L-カルニチン」という成分が多く含まれているからです。L-カルニチンは多く含まれているとはいえ、ラム肉だけで脂肪燃焼効果促進に必要なL-カルニチンを摂取しようとすると1kg(マトンなら400g)食べなければなりません。カロリーが低めの羊肉でも、さすがにラム肉1kg・950kcalはどう考えてもカロリーオーバーです。ラム肉なら0kcal(笑)、ラム肉ならいくら食べても太らない(笑)そういうわけはないのです。

しかしながら良質なたんぱく質であり、不飽和脂肪酸が多く、カロリーも比較的低いのは大きなポイントですので、筋力トレーニング中に摂る動物性たんぱく質としてラム肉はオススメと言えます。トレーニング中ではなくても豚肉や鶏肉のように普段から食べていきたい食材なのです。味も良く、栄養価も高いスプリングラムをこの春から食べて、美と健康を意識したいですね。

(オフィシャルメンバー:滝野香織)

参考 「ANZCO FOODS」HP

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