風邪になりやすい人とは?気温が高くなる季節に気をつけたい生活習慣 

体のだるさや腹痛など、一度かかると長引きやすい夏風邪は、気温が高い夏に気をつけたい病気。このコラムでは、どんな生活スタイルが夏風邪になりやすいのか、その理由と原因をお届けします。


夏風邪になりやすい人とは?

夏風邪の主な原因は、プール熱を引き起こす「アデノウイルス」や、手足口病・ヘルパンギーナの原因とされる「エンテロウイルス」といったウイルスです。このウイルスに感染しやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。夏風邪になりやすい生活習慣をまとめてみましたので、まずはチェックしてみてくださいね。

□汗をかいた状態でエアコンが効いた部屋にいる
□帰宅後はアルコール除菌だけで終わらせることがある
□感染予防のため、うがい薬で何度もうがいをする
□寝る前ギリギリまでスマホを見て夜更かししてしまう

いかがでしたでしょうか?それぞれの生活習慣で注意すべきポイントを解説していきます。

【汗をかいた状態でエアコンが効いた部屋にいる】
汗をかいた状態でエアコンの効いた涼しい部屋にいると、皮膚から水分が蒸発するため脱水や乾燥を後押ししてしまいます。さらに鼻やのどが乾燥状態になるとウイルスが付きやすくなる原因に。汗をかいたらタオルで拭く、鼻やのどはこまめに水分補給をしてうるおいをキープすることが大切です。

【帰宅後はアルコール除菌だけで終わらせることがある】
新型コロナウイルスで改めて学んだ手洗い&うがいは、夏風邪のウイルス感染予防にももちろん当てはまります。コロナでは手洗いとうがいに加え、アルコール除菌が注目されましたが、夏風邪のウイルスはアルコールが効きにくいケースも。アルコール除菌だけで終わらせず、正しい手洗い&うがいを心掛けてください。

【感染予防のため、うがい薬で何度もうがいをする】
ウイルスの感染対策を意識しるあまり、うがい薬で何度もうがいをし過ぎるのは、反対にのどの粘膜に負担を与えて逆効果になる場合があります。うがい薬に記載されている適量範囲で行うのがベストです。

【寝る前ギリギリまでスマホを見て夜更かししてしまう】
おうち時間とともに増えているスマホ時間は免疫力を低下させる可能性が高く、現代人にとって深刻な悩みとなりつつあります。とくに寝る前のスマホはブルーライトの覚醒効果で夜更かしにつながってしまうことも。体力が奪われやすい暑い夏に寝不足が重ねれば、免疫力そのものが下がりかねません。スマホをどうしても見てしまう方はブルーライトがカットできるメガネやスマホのナイトモードなどを上手に利用してください。

夏風邪にならないためにできることは、シンプルなことばかり。ですが、簡単なことでも面倒に思ったり、過度に意識し過ぎたり、案外できないものです。子どもたちがキチンとできたら思いっきり褒めてあげるなど、モチベーションを高めてあげてくださいね。


参考:
一般社団法人 練馬区医師会http://www.nerima-med.or.jp/
こころ×カラダ つなげる、やさしさ。健康応援サイト
https://www.y-koseiren.jp/health_support/index.html

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