お家ごはんを男前な居酒屋風に♪ハンサムに魅せるテーブルコーデの作り方

秋の涼風を感じながら、風情を感じられるこの季節。

一杯のお酒をゆっくり味わいながら嗜むのも一興ですよね。

とはいえ、普段使いのお皿やグラスでは少々味気ないもの…。そんなときは、自宅で眠っているワンランク上の器たち!和食居酒屋のようなテーブルウェアで、気持ちよくお家ごはんを食べてみませんか?

今回は、岡山県と鳥取県の農産物を使ったご当地メニューを提供している「ビストロカフェももてなし家の店長兼、料理長の平山さんに、初心者でも簡単に作れる、男前な居酒屋テーブルコーディネートをつくるコツを教えて頂きました♪

ハンサムな男前のテーブルリネンで「男らしさ」を演出

日本酒や焼酎のような男前なお酒には、やはりテーブルに並べるリネンも、可愛らしいものより和食に似合う男らしさを感じられるものがベスト。例えば、食器を置くランチョマットなら、落ち着いた深みのあるブルーデニムを取り入れるだけで、雰囲気がガラっと変わります。

■料理長平山さんのワンポイントアドバイス

「デニムの聖地と言われる岡山では、藍染めから縫製まで、全てが一流。男心をワクワクさせるような歴史を感じるデニムのランチョマットで食卓を囲むのは、ちょっと男の憧れですよね。」

デニム以外にも、ほっこりした大人の和を演出させてくれる「い草」や、インスタ映えすることで人気急上昇の「スレート」など、男らしさを演出してくれるテーブルリネンの種類はさまざま。1点揃えるだけで、簡単に居酒屋風の男前テーブルコーデをつくれるので、ぜひチャレンジしてみましょう!

キッチン棚に眠っている陶器などの器を活用してみる

テーブルリネンのイメージが決まったら、お次はテーブルウェアのセレクト。いつも使っているお馴染みの食器ではなく、キッチン棚の奥底に眠っている器を活用してみてはいかがでしょうか。

■料理長平山さんからのワンポイントアドバイス

「岡山では千年以上の歴史がある備前焼が親しまれていますが、重厚感のある陶器は並べるだけで、趣を楽しめます。しっとりと手に馴染む感覚やザラッとした独特の質感を肌で感じ使って食事をすると、いつもと違う光景が見えると思いますよ。」

ありがたく頂戴したものの、そのまま放置されていた器やお椀は、今こそ活用するチャンス。伝統を感じられる食器を見て、触れて、五感をフルに使いながらお家ごはんを楽しんでみるのも面白いかもしれません。

和を意識したテーブルセッティングをしてみる

テーブルリネン、テーブルウェアが揃ったら、実際にテーブルに並べてコーディネートをしてみましょう。自由に置いてみるのも楽しいものですが、和食の基本はご飯・汁・3種のおかずで構成される「一汁三菜」。

正面から見て、左手前にご飯、手前右に汁物、その後ろに副菜を置き、中央に副々菜を置くのが一般的な置き方です。

■料理長平山さんからのワンポイントアドバイス

「ランチョマットと食器の組み合わせ方によって、見え方はガラリと変わります。色のコントラストや素材感はもちろん、リネンを重ねてグラデーションを作るなど、ちょっとしたアレンジを加えるだけで華やかになりますよ。」

夜風を感じながら、いつもより少し特別な空間で食と酒を満喫できるテーブルコーディネート。手持ちのものを上手に活用して、お家ごはんを盛り上げてみてはいかがでしょうか。

取材協力:

ビストロカフェももてなし家

鳥取県と岡山県が誇る旬の食材でプロの料理人がおもてなし。海の幸から山の幸までを堪能できるイートイン・カフェ。

http://www.torioka.com/eat/

東京都港区新橋1-11-7新橋センタープレイス2F

03-6280-6475

OPEN:11:00〜22:00(L.O. 21:00)

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