大豆ミートっておいしいの?種類とおいしい食べ方

「フェイクミート」という言葉を聞いたことがありますか?
ベジミートと呼ばれることもあるこのお肉は、見た目は肉のようでありながら、植物由来のものでできている人工肉の総称です。

健康志向の高まりや宗教上の理由から、海外で注目を集め始めたフェイクミートですが、栄養価も高く優秀な食材として日本でも注目を集めています。

そして、手に入りやすくなったフェイクミートの代表が「大豆ミート」。日本人にとってなじみの深い大豆を使って作られたお肉です。


【大豆ミートの特徴】
大豆ミートは、さまざまな調理に使えるよう、さまざまな形状のものが売られています。ミンチタイプ、フィレタイプ、ブロックタイプが主な形状。そのまま使えるものもあれば、ドライになっているものを水やお湯で戻して使うタイプもあります。下味がついているものもあるので、用途に応じて使い分けられます。生のお肉と同じですね。


【大豆ミートの魅力】
◇低カロリー
大豆ミートの魅力は色々ありますが、ひとつはカロリーが低いこと。大豆ミートは、牛豚鶏肉と比べてカロリーが低いのが特徴です。カロリーは最大約70%、脂質はなんと最大97%もカットされているのです。

◇栄養満点
大豆由来の大豆ミート。高たんぱくであることは言うまでもなく、食物繊維も豊富です。また、アミノ酸の含有量も動物性の肉に劣らないほど。その上、大豆に多く含まれるイソフラボンやコリンなど、栄養素もしっかり含まれている栄養満点の食材なのです。

◇長期保存が可能
生のお肉と大きく違うのが保存性。代替肉は長期保存が可能なものが多いため、日常食としてだけでなく、非常食としてストックしておくのもおすすめです。日常的に使える食材なので、ローリングストックにしてもいいですね。


【大豆ミートのおいしい食べ方】
基本的にお肉と同じように調理しておいしくいただけます。初めて食べるから味が苦手だったらどうしよう…という方は、しっかり味のメニューで試していただくのがおすすめ。ミートソースやから揚げにしてみてはいかがでしょうか。大豆ミートだと見破るのが難しいほどの仕上がりになると思いますよ。


実は私自身、数年前まで大豆ミートはおいしくない、と思っていて自分から進んで買うことはありませんでした。初めて食べた大豆ミートに比べ、今売っているものは、とてもおいしくなっているように感じます。メインの食材の一つとして、大豆ミートを毎日の食卓に取り入れていく時代が来ているのかもしれませんね。


参照:
大豆ミートのヘルシーレシピ(河出書房新社)

(オフィシャルメンバー:戸根みちこ)

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