冬のスパイス使い

寒い冬。

体も芯から冷え切ってしまいがち。

ウイルスに負けないためにも、体の中から温めることがとっても大切です。

そんな時に、ぜひ取り入れてほしいのが「スパイス」

スパイスは古来より薬の代わりに使われてきたものも多く、消化促進や血の巡りをよくするといった効能があるものが多くあります。

【シナモン】

数あるスパイスの中でも常備されているご家庭が多いのではないでしょうか。シナモンは、お菓子作りに使われるほかに、砂糖と合わせて食パンに振りかけてトーストした「シナモントースト」も人気です。抗菌作用、殺菌作用、血栓予防効果、緊張を和らげ、記憶力を高める、脳の働きを活性化する、集中力を高める、血の巡りをよくするなどなど、効能も多数。

【ナツメグ】

ハンバーグを作る際にはこれがないと、という方も多いのではないでしょうか。ハンバーグ以外ではあまり使わないかもしれませんが、ナツメグは冬にうれしい効能がたくさん。消炎効果や消化促進効果に加え、体を暖める効果が期待できます。整腸作用、腸内ガスの抑制、下痢防止などにもおすすめとされています。

【ターメリック】

カレーの黄色を出す成分として私たちに馴染みのあるターメリック。日本名は「うこん」です。日本名を聞くとピンとくる方も多いと思いますが、ターメリックには肝機能強化、胆のう機能促進、アルコール肝炎の予防などの効果が期待できます。

スパイスの単品使いは難しく感じるかもしれませんが、馴染みのあるカレーやハンバーグに加えてあげるのはもちろん、ホットワインやチャイティーは冬にもおすすめ。ホットワインは、シナモンやクローブをワインに入れて鍋で温め、砂糖で甘みを加えるだけ。チャイティーは、紅茶とスパイスを煮出して作る、ミルクたっぷりの紅茶。レシピはこちらでご紹介しています。

チャイティーのレシピ

そういえば家にスパイスが眠っているな、という方。ぜひこの冬に活用してみてくださいね。

参照:

スパイス&ハーブの使いこなし事典(主婦の友社)

オフィシャルメンバー:戸根みちこ

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