2021.5.24UP
体にやさしい食の知識!オーガニックフードマイスター®の資格とは?
環境や健康を考えて、オーガニックフードについて勉強を始める人が増えています。でもネット上にある知識では限界があるし、本当に正しい情報かどうかも確証できないもの。そんなオーガニックを学びたいという方に人気なのが「オーガニック」の資格です。代表的なものとしてオーガニックフードマイスター®を中心に、どんな勉強ができるのか?どうやって取得するのか?まとめてお届けします。
オーガニックフードマイスター®とは?
オーガニックフードマイスター®には1日参加の「Basic」と2日参加の「Advances」この2種類があります。オーガニックフードの概論や有機認証制度の現状、そしてオーガニックフードマイスター®ができることをカリキュラムで学ぶので、正しい食の実情と知識を勉強したい方におすすめ。食をとりまく生活環境に対して「何を食べればいいのか」正しい知識を元に適切な判断ができることを目指す資格です。
後日送られてくるオーガニック野菜を使ったフードやスープ、オーガニック野菜のミニセットは受講料の中に含まれているので、勉強しながらオーガニックを味わえるのも嬉しいポイントです。
オーガニック系の資格は他にもある?
オーガニックマイスター®以外にも、オーガニックに関する資格はあります。とはいえ、公的に認められている資格は実質的になく、民間の資格であることは覚えておきましょう。学ぶ内容・受講期間・受講料もそれぞれの資格で異なるため、やりたいこと知りたいことを整理した上で自分のライフスタイルに合うものを選んでくださいね。
【内閣府認可の一般社団法人職業技能復興会】
資格の種類は、オーガニックアドバイザー(初級)、オーガニックコーディネーター(中・上級)とレベル別に3種類。日本オーガニック推進協議会理事長の山崎泉先生による通信制(オンライン)の集中講座で、早い方なら2日間という短期間で資格を得ることができます。
【国際オーガニックセラピー協会(IOTA)】
食べ物だけでなく、コスメや建築材など農産物全般に絡むオーガニックについて学びます。添加物や有害化学物質などの基礎知識、食品衛生など仕事につなげたい方におすすめ。ジュニア→シニア→マスターとオーガニックセラピストのレベル別で受講できます。1回のレポートで約10課題が出され、全レポートを期限内に提出して条件をクリアすると認定証が送られます。
オーガニックに関する資格は上記以外にもありますが、資格を取る=ゴールではありません。自分で野菜を育てたい、オーガニックの仕事に挑戦したい、家族の健康を考えたご飯を作りたい、何でもいいので目標を持った上で資格を探すと、何が自分に必要なのか見えてくるというもの。勉強して知識を得ることは自信にも繋がりますので、迷われている方は、この機会にチャレンジしてはいかがでしょうか。
参考:
NPO法人グレインズ・イニシアティブ:https://grainmeister.org/
一般社団法人日本スーパーフード協会:https://www.superfoods.or.jp/organic/