なにが原因?白髪が生えやすい人・生えにくい人から見る習慣の違い

なにが原因?白髪が生えやすい人・生えにくい人から見る習慣の違い

白髪が生えやすい・生えにくいは遺伝もありますが、遺伝的な要素以外にも普段の生活習慣に関係があるといわれています。このコラムでは、白髪が生えやすい人と生えにくい人の生活習慣を比較しながら、今日からできる白髪対策についてご紹介します。



なぜ黒髪と白髪が存在するの?

黒髪と白髪の違いは、メラノサイト(色素細胞)でつくり出されたメラニン色素が髪に供給される・されないことが大きく関係します。メラノサイトが正常に働けば黒髪になりますが、メラノサイトによる着色がされないと白髪になります。メラニン色素は年齢とともに減少するものの、メラニン色素が作られなくなる原因を取り除くことで黒髪を目指せる可能性もあるということです。



白髪が生えやすい人・生えにくい人の違い4つ

白髪が生える原因は大きく分けて「年齢」「ストレス」「食生活」「睡眠不足」の4つ。日々の生活習慣によって、白髪が生えやすい・生えにくい環境が変わります。セルフチェックも兼ねて確認してみてください。

1.年齢

個人差はありますが、年齢とともに髪も老化するため白髪は自然に増えていきます。とはいえ、健康的な生活習慣を実践している・していないで「白髪の進行」に差が出ることも。白髪が増えるのを遅らせる努力をしている・していないで差がでます。

2.ストレス

心身のストレスはメラノサイトの機能を低下させてしまう原因になります。肉体的なストレスはもちろん、人間関係など心理的なストレスもその対象。ストレスを感じやすい方は、白髪だけでなく薄毛や抜け毛にもつながる傾向があります。白髪が生えにくい方=ストレス解消が上手な方ということですね。

3.食生活

生活習慣の中でも特に大きく影響しやすいのが食生活。規則正しい食事を摂ることはもちろん、たんぱく質やチロシンといった黒髪に欠かせない栄養素を意識しているかも白髪の進行を遅らせるきっかけになります。ただし「やらなければならない」という義務感ばかりが優先すると、逆にストレスとなるケースも。ストイックになりすぎず、ほどよく自分を甘やかす感覚が長けている方は、白髪になりにくいかもしれません。

4.睡眠不足

人間の3大欲求ともいわれる「睡眠」が不足すると、身体にさまざまな不調をもたらします。とりわけ血行不良は頭皮に対してマイナス面が強く、白髪のリスクを高めてしまう可能性も。白髪だけでなく、肌荒れや疲れにも関わります。頭皮が健康な方は、良質な睡眠が取れている証拠。寝不足を感じている場合は仮眠を取るなど工夫してみましょう。



白髪の進行を遅らせる日々のケア

白髪が生えにくい方は、頭皮の健康を意識していることが多いです。日常生活の中で白髪対策につながる方法をまとめてみました。

【頭皮マッサージ】

頭皮の血行を直接うながすへッドマッサージは、睡眠の質を高めたり自律神経を整えたりといった効果が期待できます。また、頭皮の血流がよくなると髪の毛に栄養が行き渡り、白髪対策だけでなく質のいい黒髪を目指せます。

【ヘアケア剤】

白髪が生えにくい方は、毎日使うヘアケア剤を意識している傾向があります。例えばシャンプーやトリートメントも、天然由来成分配合のものや添加物不使用のものといった髪や頭皮にやさしいものを選ぶのも白髪対策のポイントです。できるだけ頭皮や髪の毛に安全なものを選びましょう。

【紫外線対策】

肌にも影響を与える紫外線は、長時間にわたり浴び続けると髪や頭皮にダメージを与え、抜け毛や白髪の原因となります。帽子をかぶる、髪用のUVスプレーを使うなど日常の紫外線から髪を守りましょう。



仕事や育児で「忙しいから」「時間がないから」と理由をつけても、白髪の進行はストップしません。毎日を送る中で、自分で実践できる「生活習慣」を行動に移していくことが何よりも大切です。白髪の対策を意識した習慣は、身体にも良いものばかりですので、ぜひ取り入れてみてください。



参考:hoyuダイレクトオンライン

   syoss

   CARINA GINZA

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