自宅でフグ料理を楽しむ!近年話題の「魚のサブスク」、どんな種類があるの?

コロナの影響から、さまざまな食のサブスクが登場したここ数年。「魚のサブスク」がおうちごはんで注目を集めているのをご存知でしょうか。今回は、魚のサブスク「サカナDIY」を手がける山口県下関の水産会社・株式会社ふく衛門に、魚のサブスクについて教えていただきました。



魚のサブスク、いつ登場したの?

魚のサブスクが登場したのは2019年頃。新型コロナ感染症の流行で外食ができず、自宅で過ごす時間が長くなったことで「おうちごはん」に目を向けたときに話題となったのが、ネットスーパーやミールキットの存在。ここから「サブスク」というシステムを利用する人が増え、肉や野菜とともに魚のサブスク需要が急速に高まっていったそうです。



魚のサブスク、どんな種類があるの?

魚のサブスクと言葉では一括りにされていますが、実はいくつかの種類があります。同じ魚のサブスクでも内容が異なりますので、利用を考えている方はご自身のライフスタイルに合ったものを選んでくださいね。

1.「魚」がそのまま送られてくるサブスク

調理されていない、そのままの魚が送られてくるサブスクは、業務用で購入するケースが多く、一般の方というより飲食店などが利用している場合がほとんど。魚をおろせる人、魚に詳しい玄人向けのサブスクです。

2.下処理・加工済みの魚が送られてくるサブスク

魚の下処理や加工がされていて、最後の調理工程は購入者が行うサブスク。アレンジができる魚のサブスクであり、料理を楽しみたい方におすすめです。サブスクの発送元によって異なりますが、5〜30分で完成する料理がほとんど。魚料理を楽しみつつも、調理時間にはそこまで時間がかからないため、料理好きから支持されやすいタイプのサブスクです。

3.ほぼ完成した魚料理が送られてくるサブスク

味付け・調理、加工まで完成した魚料理が送られてくるサブスク。レンジでチンするだけといった誰でも簡単にできるものがメインとなります。ただし、魚の種類が限られ、アレンジはできないというデメリットも。魚は好きだけど、忙しくて料理する時間がないという方におすすめです。



自宅でフグ料理を楽しもう

魚のサブスクが多くの人々に受け入れられた背景には、スーパーに並んでいない珍しい魚を気軽に食べられるというメリットも挙げられます。さらに「調理に手間が掛かる」というイメージを持たれやすい魚をサブスクという形でより食卓に取り入れやすくなったことも人気が高まった理由のひとつ。特に成長期のお子さまがいる場合、「栄養のある美味しい魚を食べさせたい」と考える家庭も多く、サブスクを上手に利用されている方も増えている傾向があります。

魚のサブスクを利用した方からは、プロが選んだ魚を食べるというワクワク体験や食育としての知識が得られるという「食べる以外の学びを子どもが経験できる」という声もあるのだそう。



今回取材協力をしてくれたサカナDIYは、季節に合わせた珍しい魚を取り扱うほか、今の時期では冬の味覚「フグ」が楽しめるサブスクが大好評。もっと魚を食べたいけど家で調理する時間がない、そこまで料理が得意ではないという方は、ぜひ旬の魚料理を楽しめるサブスクを利用してみてはいかがでしょうか。



取材協力

株式会社ふく衛門:https://www.fuku-emon.com/

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