2月はカニが美味しい時期!冷凍カニのおすすめ解凍方法

2月はカニが美味しい季節。冬の味覚を代表するカニをおうちごはんでも楽しむなら、冷凍カニが便利です。解凍方法を間違えると旨みや食感が損なわれてしまう可能性がある冷凍カニについて、このコラムでは美味しく食べるための解凍方法と注意点を紹介します。

美味しく食べよう!冷凍カニの解凍方法のコツ

冷凍カニは大きく分けて2種類。生カニとボイルカニそれぞれで解凍方法が異なります。まずはそれぞれの解凍ポイントを押さえた最適な方法からまとめてみました。

生の冷凍カニの解凍方法

生の冷凍カニは旨みを守るため、短時間で解凍するのが適しています。まず、冷凍カニをビニール袋に入れ、流水で30分〜1時間ほど解凍し、6〜8割くらい溶かしましょう。水が直接カニに触れると旨みが流れるので、袋に入れて行うのがポイントです。また、生カニは変色しやすいため、食べる直前に解凍し、しっかり加熱してから食べることが推奨されています。短時間で調理に移ることで、カニ本来の風味を活かすことができます。

ボイルの冷凍カニの解凍方法

ボイルされた冷凍カニは、冷蔵庫でゆっくり時間をかけて解凍するのがおすすめです。解凍する場合は、新聞紙やキッチンペーパーで包み、ビニール袋に入れて乾燥を防ぎながら解凍しましょう。カニに水分が触れないよう、水切りバットを使うのも◎。解凍時間は部位により異なり、最大1日かかる場合も。冷凍ボイルカニを使う時は、できるだけ早めに準備しておくとスムーズです。8割くらい解凍できた状態が、最も美味しいタイミングとされています。



解凍する時の注意点は?

冷凍カニを美味しく食べるためには、完全に解凍しないことが大事。全て解凍してしまうと、外側の身が乾燥して風味が損なわれるため、8割くらいの解凍にとどめることが大切です。解凍後は時間が経つと旨みが流れ出てパサついてしまうため、できれば食べきれる量だけを解凍することが良いとされています。再冷凍は品質劣化を招くため、できるだけ控えた方が賢明です。

また、早く食べたいからと電子レンジでチンして食べる方もいるかもしれませんが、ドリップが流れて旨みを損なうため冷凍カニには適しません。もしボイルされた冷凍カニを早く解凍したい場合は、生の冷凍カニと同様に流水で30〜40分ほど解凍する方法がおすすめです。



解凍の仕方ひとつで、冷凍カニの風味がより引き立ちます。今回ご紹介した解凍方法を参考に、冬ならではのカニ料理をぜひお楽しみください。



参考

【日直当番からの暮らし日記】

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