2025.5.4UP
フライパンにこびりついた油汚れを簡単に落とす!余ったレモンの皮が大活躍
なかなか取れないフライパンにこびりついた油汚れ。実はレモンの皮を使えば、あっという間に汚れが落ちるのをご存知でしょうか。
このコラムでは、なぜレモンで油汚れが落ちるのかを解説するとともに、キレイに落とす方法をご紹介します。
フライパンに油汚れがこびりつく理由
毎日洗っているフライパン。なぜ油汚れがこびりつくのかという理由には、さまざまな要因があるといわれています。その理由とされるひとつに、コーティングされているフライパンはスポンジの素材や洗い方によって、表面に傷ができてしまっていることが考えられます。
強く擦り洗いする
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コーティングが徐々にはがれる
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はがれた部分に食材や油がこびりつく
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しつこい油汚れになる
また、表面加工がないフライパンの場合は、予熱や使用後の洗い方が不十分だと、油汚れが付きやすいといわれています。
なぜレモンの皮で油汚れが落ちるの?
レモンの皮で油汚れが落ちるとされている理由には、レモンの皮に含まれているリモネンや果汁に含まれているクエン酸が、油汚れを取る役割を持っているからです。
リモネンは油汚れに強い成分。しつこい汚れも溶かす効果が期待できるとされています。そしてクエン酸も、焦げ付きや水垢、黒ずみなどに効果が期待できる成分。フライパンの油汚れとも相性が良いと考えられています。普段からあまりレモンを料理で使わないご家庭は、柑橘類の皮でも代用できます。
レモンの皮を使ってフライパンの油汚れを落とす方法
フライパンの油汚れをレモンで落とすのは、とても簡単です。フライパンや鍋の油汚れが気になる部分を、レモンの皮でこするだけで汚れは落とせます。汚れの度合いにもよりますが、布巾で汚れを拭き取るようなイメージで、汚れが落ちるまでこすってみましょう。4〜5分くらいこすっても汚れがキレイに落とせない場合は、レモンと水をフライパンや鍋に入れ、弱火で温め、沸騰させてください。沸騰したら1〜2時間ほど冷ますと焦げ付きが浮いてくるはずです。スポンジで落とせるようになるので、レモンの皮がある方は、この機会にチャレンジしてくださいね。
レモンを使えば、不要な成分が含まれていない自然由来のものだけで洗い物ができます。エコでもあるので、レモンや柑橘系をよく食べるご家庭は、この機会に試してみてください。
参考: